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小新井 涼さんの「アニメ映画ランキング」

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更新日: 2020/11/20
小新井 涼

アニメウォッチャー

小新井 涼

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まえがき

好きなアニメ映画を●本…!と言われても、好きな作品が多すぎて絶対に選びきれないなと思い、僭越ながら、誰もが知っている作品ではあるものの、年代や好きな作品の傾向が違ったらもしかして見逃している方もいるのではないかな、というオススメ作品ベスト3を選出させていただきました。
知らない作品がありましたら、ぜひチェックしてみてください。

ランキング結果

1KING OF PRISM by PrettyRhythm

KING OF PRISM by PrettyRhythm

公式動画: Youtube

制作年2016年
上映時間58分
監督菱田正和
メインキャスト柿原徹也神浜コウジ)、前野智昭速水ヒロ)、増田俊樹仁科カヅキ)、寺島惇太一条シン)、斉藤壮馬太刀花ユキノジョウ)、畠中祐(香賀美タイガ)、十王院カケル(八代拓)、五十嵐雅鷹梁ミナト)、永塚拓馬(西園寺レオ)、内田雄馬涼野ユウ)ほか
主題歌・挿入歌ドラマチックLOVE / 一条シン、太刀花ユキノジョウ、香賀美タイガ、十王院カケル、鷹梁ミナト、西園寺レオ、涼野ユウ
制作会社タツノコプロ
公式サイトhttps://kinpri.com/01/news/detail.php?id=1040297

“2016年以降の日本の映画鑑賞シーンに革命を起こした作品!”

…というと大袈裟ですが、今ではすっかりお馴染みの“応援上映(サイリウム、声援、コスプレOKの特別興行)”文化を現在の形式で定着させたのが本作でした。
2013年のアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフ作品ですが、本作だけ鑑賞しても楽しめます。

冒頭の経緯もあって、当時は半分応援上映を目当てに珍しいもの見たさで鑑賞する方も多かったのですが、実は掘り下げてみると熱い人間ドラマやSF的な深さもあり、“間口は広く沼が深い”作品として、本作から「プリティーリズム」を含めたシリーズ全体にハマったアニメファンも大勢いらっしゃいました。

究極に刺さる作品って、感想が「好き」や「面白い」ではなく「これを知らないまま死ななくて良かった…!」となるのですが、個人的には本作及びスピンオフ元の「プリティーリズム・レインボーライブ」がそれです。

合う・合わないは人それぞれですが、鑑賞しないことにはそれも分からないので、もしまだみたことが無い方がいらっしゃいましたらぜひ一度(もちろんご自宅でも楽しめますができるならぜひ映画館や応援上映で…)鑑賞してみてください。

2うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

引用元: Amazon

制作年1984年
上映時間98分
監督押井守
メインキャスト古川登志夫(諸星あたる)、平野文(ラム)、神谷明面堂終太郎)、杉山佳寿子テン)、島津冴子(三宅しのぶ)、鷲尾真知子サクラ)、田中真弓藤波竜之介)、千葉繁メガネ)、村山明(パーマ)ほか
主題歌・挿入歌愛はブーメラン / 松谷祐子
制作会社キティ・フィルム、スタジオぴえろ
公式サイト-

多分一生好きなんだろうなあ、という作品

“ラムちゃん”達が繰り広げるドタバタSFラブコメディでお馴染み「うる星やつら」の劇場版2作目、毎年夏になると無性にみたくなる作品です。
「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」や「イノセンス」の押井守氏が監督を務めた本作は、同じく同氏が監督を務めた劇場版1作目やそれ以外の劇場版と比べても、かなりの異彩を放つ、独特の世界観が展開されています。

あまりにも有名すぎて、少し調べるだけで都市伝説的な噂から考察、様々な賛否両論の感想も見つけることはできますが、ここで個人的にオススメしたいのは、年齢が変わる度に感想が変わる本作の多面的な点です。
小さい頃は少し不気味で怪しく、でもどこか惹きこまれる作品だとぼんやり感じていたのが、高校大学生くらいになると全体に散りばめられた隠喩やSF要素等の深みが味わえるようになってくる。

そして大人になってみると、学生生活のドタバタやモラトリアムへのノスタルジーを感じながら鑑賞自体がまるでタイムトリップのようになってくる。…といった具合に、多分一生好きなんだろうなあ、と思える作品です。

本作から影響を受けたアニメ作品も沢山あるので、その参照元を探ることもできます。どんな年代の方でも楽しめますが、欲を言えば未見の方は高校・大学生までに一度、鑑賞してみていただきたいです。

3ホーホケキョとなりの山田くん

ホーホケキョとなりの山田くん

引用元: Amazon

あらすじ・スト-リー主人公・のの子は、小学三年生の女の子。父たかし、母まつ子、兄のぼる、祖母しげ、そして愛犬のポチと暮らす6人家族だ。買い物に夢中になりすぎて娘を一人置き去りにしたり、夫婦でチャンネル争いをしたりと、ドタバタすることもあるが、一家は平凡な日々を送っている。この愉快な家族のモットーは『家族揃って手を携えて生きていけば"ケ・セラ・セラ"人生、なるようになる』。ごく普通の家庭に転がっている、ユーモラスな日常。今日は一体、どんな1日が見られるのだろうか……?
制作年1999年
上映時間104分
原作いしいひさいち
監督高畑勲
プロデューサー鈴木敏夫
メインキャスト朝丘雪路(まつ子)、益岡徹(たかし)、荒木雅子(しげ)、五十畑迅人(のぼる)、宇野なおみ(のの子)ほか
主題歌・挿入歌ひとりぼっちはやめた / 矢野顕子
制作会社スタジオジブリ
公式サイト-

心が疲れた時の温泉作品

言われるまで知らなかった、という人もいるかもしれませんが、あの「となりのトトロ」や「もののけ姫」でもお馴染みのスタジオジブリさんの作品です。
原作は朝日新聞で連載されている いしいひさいち氏原作の4コマ漫画「ののちゃん」、監督は「火垂るの墓」や「かぐや姫の物語」を手掛けた故・高畑勲氏。

どちらもそれぞれ有名どころですが、その両者が合わさったこちらの映画は“隠れた名作”的な位置づけでアニメファンに愛されています。
キービジュアルの通り、とてもふんわりやわらかい世界が画面いっぱいに広がる一方、時々ハッとさせられるようなセリフもあったりして、地球が滅びたり宇宙人が来たり、お城が空を飛んだりといった大きな事件はないのですが、鑑賞した後、いつまでも心の中に残る作品です。

心が疲れた時にみると、「がんばれ!」ではなく、「適当適当、なるようになる」と言われているようで、なんだか悩んでいたことがすごく小さいことのように思えて気持ちがすっと楽になります。
日々の疲れを回復したいとき、でも派手なドエンタメは胃に重いな…と感じたら、こちらのような作品で温泉につかるようなリフレッシュをしてみてもいいのではないでしょうか。

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