ランキング結果
1位聲の形(アニメ)
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | ”退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。ガキ大将だった小学生の彼は。転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを着に少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。”ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子のもとを訪れる。これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受けれようとする物語ーー。 |
---|---|
制作年 | 2016年 |
上映時間 | 129分 |
原作 | 大今良時 |
キャラクターデザイン | 西尾大志 |
監督 | 山田尚子 |
プロデューサー | 大橋永晴、中村伸一、植月幹夫、飯塚寿雄、立石謙介 |
メインキャスト | 入野自由(石田将也)、早見沙織(西宮硝子)、悠木碧(西宮結絃)、小野賢章(永束友宏)、金子有希(上野直花)ほか |
主題歌・挿入歌 | 恋をしたのは / aiko |
制作会社 | 京都アニメーション |
公式サイト | http://koenokatachi-movie.com/ |
外道主人公の自己陶酔
人同士が分り合うのは難しいというテーマのもと描かれる青春ストーリー。読み切りは本当に素晴らしい作品だったが長編になってからは歪んだキャラ達の自己陶酔が酷すぎる作品に。
特に主人公が酷い。話を見ているとよくわかるが、主人公は小学生時代に周りが大人になっていきバカをしてるだけでは世界の中心でいられなくなる環境に焦りを感じる。しかし耳の聞こえないヒロインという存在を”虐げる”ということで周りとの関係性と自分の立ち位置を維持しようとする。作品的には周りの登場人物達は最低な人間のように映るが彼らは彼らなりにヒロインとの関係性を築いた結果のお互いの距離であり、彼女に対して明確に悪意を持って憂さ晴らしや自身の保身のために攻撃してたのは事実主人公だけである。
そんな主人公が自業自得のように孤立し、卑屈になり、挙句同じように虐げられている相手を内心見下しながら築いた関係性を友達と呼んだり、身勝手な自己陶酔のためにヒロインと関係性を結ぼうとする姿は正直気持ち悪いの一言。
主人公達に身勝手な感情移入して、主人公の自己陶酔に共感、自己投影をして感動してしまう昔ながらのテレビドラマのような手法の作品だ、今のアニメ視聴者はそういった層が多くなだれ込んできていることもあり無駄に高く評価されているが、はっきりいって主人公の身勝手さは幼少期から何も変わっていないし、ただただ主人公の身勝手な思想のために周りが振り回され、古傷を抉られ、人間関係を荒らされ、争い追い詰められる。結果としてたまたま分かり合えてよかったね!ハピエンだよ!
みたいな携帯小説も真っ青なとんでもクソ作品である…。