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海が身近な静岡県には、多くの水族館があります。ランキングでご紹介する水族館は、静岡県内では比較的来館者数の多い水族館ですので、多くの方が行ったことのある水族館も含まれている可能性も高いですが、ぜひご覧ください。
ランキング結果
2位東海大学海洋科学博物館
東海大学, 海洋科学博物館 by Mj-bird / CC BY
交通アクセス | JR東海道線「清水駅」3番バス乗り場より「東海大学三保水族館」行きバス乗車 |
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入館料金 | 大人(高校生以上):1500円
小人(4歳以上):750円 シニア(65歳以上):750円 |
営業時間 | 9:00〜17:00(最終入館16:30)
※毎週火曜日、年末は休館(祝日・7月・8月の火曜日は営業) |
大学が運営する学べる仕掛けの数々が楽しい水族館
博物館と名がついていますが、私立の東海大学が運営する「水族館」です。
大学の附属施設と思って小さな水族館を想像したかもしれませんが、その内容は充実しており、特に印象的なのが開館当時には東洋随一と名高かった6mを超える深さの大水槽で、全面ガラス張りの水槽としては今でも日本最大級です。
また、やはり大学が運営するからこそ教育的な見せ方にも工夫が多く、入ってすぐの「きらきら☆ラグーン」では、生き物たちの生態を学べる楽しい仕掛けがたくさんです。大掛かりなものではありませんが、他ではあまり目にしないような形の「水槽」や、二種類の生き物が協力し合う「共生」の姿などは必見です。
さらに、クマノミの仲間に特化したコーナーは種類の多さが日本有数の規模感で、「ニモ」でお馴染みのカクレクマノミから、滅多に見られない珍しい種類のクマノミの仲間にも出会えるのが魅力的です。繁殖の取り組みなどもバックヤードが覗ける構造になっていますので、ぜひお見逃しないようチェックいただきたいポイントです。
3位沼津港深海水族館
深海生物の比較が楽しめる日本で唯一の深海水族館
もはや「ブーム」とは言えないほど人気が定着した深海魚ですが、そんな深海の生き物たちに特化した日本で唯一の深海水族館です。
深海生物の展示は暗くてよく見えないイメージもあるかもしれませんが、そうした展示ばかりではなく、むしろ一言で「深海」と言っても奥が深いことを実感することができます。
生き物が生息する深さによって姿形が異なることが分かるのも、展示の種類が豊富な沼津港水族館ならではのポイントです。
そんな沼津港深海水族館ならではの展示の例、3億5000万年ほど前から姿を変えておらず、文字通り「生きた化石」などとも呼ばれる「シーラカンス」の標本展示です。日本全国でも非常に限られた水族館でしか見ることのできないシーラカンスですが、ここ沼津港深海水族館で見られる冷凍個体は世界的にも珍しい展示ですので、こうした希少な生き物と対面することを通じて、生き物の奥深さや自然の大切さなどに気づかせてくれます。
静岡県には他にも魅力的な水族館がたくさんありますので、ぜひ皆さんも色々な水族館を訪れてみてください!
弊サイト「水族館.com 」でも静岡県をはじめ全国の水族館を詳しくご紹介していますので、ご参考にしてください。
生き物たちとの距離が近い、長い歴史を誇る水族館
伊豆三津シーパラダイスは、その昔「中之島水族館」という名前の水族館で、1930年には日本で初めてイルカ(バンドウイルカ)の飼育を行った水族館として長い歴史を持っており、今では日本全国でお馴染みのセイウチやラッコについても、日本で初めて飼育に挑戦したとされています。
特に、イルカをかなり近い距離で観察することができるので、じっくりとイルカを見るにはピッタリな展示が行われています。
また、アシカやオットセイなどの海獣類も数多く、大きな声で鳴く様子は、聴き慣れない方には衝撃(?)がありますのでぜひ体験して頂きたいです。
伊豆の河川に生息する生き物をはじめ、日本一の深さを誇る駿河湾が目の前に広がっていることから、沖合から深海生物まで、多種多様な生き物に出会うことができます。
2019年には、新感覚のペンギン展示エリア「ペンパラ」もオープンし、ペンギン達の生活の様子をすぐ近くで見ることができるようになったので、これまで以上にペンギン達の魅力を感じられるようになりました。