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あえていおう、カスであると!
銀河万丈さんといえば、ギレン・ザビ、そしてその演説が有名でしょう。私もギレンの演説はとても好きです。
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「決定的打撃を受けた地球連邦軍にいかほどの戦力が残っていようとも、それは既に形骸である。あえて言おう!カスであると!」
「私の弟!諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。何故だ!?」
(間髪入れずにシャア)「坊やだからさ」
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この重みある演説を高々と言ってのける銀河万丈さんの演技力、声の素晴らしさにはただただ感動するしかありません。
おっかない
タッチの原田正平は一見おっかない顔をしている強面のキャラです。強面ですが誰よりも人物を見ている冷静な洞察力を持つ男でもあります。
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「お前は浅倉の為になんの努力もしてこなかった。だから、浅倉のことを好きだと気付いた今でも・・・
どうしても弟に一歩ゆずっちまう。弟を応援するのは野球だけにしとけよ。」
「おれがいいたいのは、あいつは上杉達也だってことだ!甲子園いくなら上杉達也でいけってんだ!
今さら上杉和也がいったってしょうがねえだろ!」
原田の言った数々の言葉は、死んだ弟の和也に囚われた達也に対するものが多いです。達也のことを本当のダチだと思っているからこそ、弟の幻影に苦しんでいる彼を放っておけないんでしょう。達也の最大の理解者といえば原田をおいてほかにいません。そんな名言製造機の原田の声を担当されているのが銀河万丈さんで本当に良かった。言葉に重みがあります。
5位005=ジェロニモ・ジュニア
引用元: Amazon
登場作品 | サイボーグ009(第2作) |
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声優 | 銀河万丈 |
愛に生きた男
北斗の拳のキャラクターはみな、悲しき過去を背負っていますが、私のなかでサウザーほど悲しい男はいません。南斗鳳凰拳の師匠に育てられたサウザーはときに厳しく時に優しく、本当の親子のように暖かい時間を過ごしていました。しかし、南斗鳳凰拳最後の試練において、恩人である師匠を本人と知らず殺してしまうのです。そのときのサウザーの悲しみは谷よりも海よりもずっとずっと深かったことは、彼の慟哭とその後の変貌ぶりにおいて、察することができるかと思います。
もしも最初からサウザーがずっと1人で、その孤独ゆえに歪んでいったのであれば、そこまでの同情ではなかったかと思います。しかしサウザーは特大の愛を知っていた。愛を知っていたからこそ、それを失ったときの悲しみに耐えることができませんでした。最後、ケンシロウに敗れたとき、険がとれた顔で師匠の墓へ歩み寄るサウザーは泣けてきます。