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かわいさの中に潜む狂気を見事に表現
千石撫子(なでこ)は、物語シリーズ第1作『化物語』のエピソードの一つ・なでこスネイクに登場するキャラクター。エピソードのOP『恋愛サーキュレーション』も花澤さんが歌唱して、シリーズの中でも特に高い人気を得ました。最初は控えめで一方的な被害者として描かれていた撫子。でも、シリーズが進むうちに、内面に潜む狂気が明らかになっていきます。その狂気が明確になる『囮物語』では、それまでのかわいいさを崩さず、かつ狂気を表現するという花澤さんの演技力の迫力がすごかったです。
3位常守朱
引用元: Amazon
登場作品 | PSYCHO-PASS サイコパス |
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声優 | 花澤香菜 |
誕生日 | 4月1日 |
個人的花澤香菜代表キャラ
人間の精神状態を数値化し、基準を超えた人間は一律に犯罪者として処分されるという恐ろしい社会を描いた『PSYCHO-PASS』。常守朱はその管理システムの尖兵として働きながらも、数字で一方的に人を処分する行為に疑問を持ち続け、ついにシステムの真相にたどり着きます。花澤さんの芯の強い声が、まっすぐでブレない朱のキャラクターを見事に表現していました。私個人は、常守朱が花澤さんを代表するキャラクターだと思っています。
ツン強めのデレが尊すぎる
『モーレツ宇宙海賊』は、小説『ミニスカ宇宙海賊』を原作として、原作よりも百合度強めに作られたアニメです。チアキ・クリハラは、主人公加藤茉莉香の嫁の一人。宇宙海賊を父に持ち、海賊としては新人で隙が多い茉莉香に呆れつつもなんやかやと世話を焼いてあげるうちに父親公認レベルで大好きになってしまいます。チアキの演技は花澤さんの演じたキャラクターの中ではちょと低めで強め。それがチアキのツンを強調し、時に見せるデレを引き立てるのが非常によかったです。チアキも花澤さんを代表するキャラの一人だと思います。
全開ではじける花澤さんが心地いい
キャラがひたすら早口で不条理な行為を繰り返すまったくテニスをしないテニスアニメ『てーきゅう』。ショートアニメながら9期を重ねるという金字塔をうちたてました。まりもはテニス部の部員の一人であり、特に行動がおかしいキャラクター。花澤さんがいつもラジオで見せる感じの、演技というより素に近いはじけかたがとてもよかった。5期のテーマ曲『Qunka!』は、花澤さんがひたすら「くんかくんか」と繰り返す狂った曲で必聴です。
まだ初々しかったころの花澤さん
今でこそその演技力が高く評価される花澤香菜さん。でも、そんな花澤さんにも「棒」などと酷評されていた時代がありました。まだ新人だった花澤さんが高校生のころに演じたのが梶原空です。確かに演技としてはつたなかったのかもしれません。でも、空の周囲とはワンテンポずれたふわっとしたキャラクターは、それほど技術が高くなかったころの花澤さんの声とよくマッチしていてとてもよかったです。