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Twitterでシェアまえがき
25年ほど前、後輩に面白い漫画がないか、と聞いて紹介されたのがCLAMP作品でした。当時は、Xや東京バビロン、CLAMP学園探偵団、レイアースを描いていたころです。当時のCLAMPといえば、一部のファンでは大人気でしたが、その後、カードキャプターさくらが大人気になり、知る人ぞ知る、といった漫画グループに。
今では、アニメや漫画が好きという人だけでなく、一般の人でもカードキャプターさくらを知らない人はいないというくらいの、人気作家の一人です。
今では、アニメや漫画が好きという人だけでなく、一般の人でもカードキャプターさくらを知らない人はいないというくらいの、人気作家の一人です。
ランキング結果
終わらない物語
Xは終わっていません。現在休載中の作品です。理由は内容が日本が崩壊に向かう世界の中で、人類の滅亡を食い止めようとする天の龍と、地球を守るために人類を滅ぼそうとする地の龍の戦いです。
1992年から世紀末に向かって物語が進んでいましたが、1996年に起こった阪神淡路大震災や神戸で起きた猟奇的な事件の数々を彷彿とさせる内容のため、世相を考えたラストを作ることが難しくなり、休載となりました。
ウルトラマン好きの人がイメージするウルトラマンガイアとアグルの戦いに似ていますね。
天の龍は人類の未来の鍵を握る司狼神威、東京バビロンの主人公で最高峰の陰陽師皇昴流、高野山の僧有洙川空汰、伊勢の隠し巫女鬼咒嵐他、火煉、征一狼、譲刃。対する地の龍のリーダー桃生封真は、神威の幼馴染の小鳥の兄で、覚醒した彼は自分の手で愛する妹を惨殺します。彼は地の龍として、昴流と東京バビロンの時から因縁のある桜塚星史郎、八頭司颯姫、志勇草薙らとともに、天の龍を滅ぼし、地球を守るために戦います。
天の龍と地の龍の戦いは、東京をはじめ、都市を次々と破壊していきます。
こういった様子が首都直下地震を彷彿とさせると、現在休載においこまれています。しかし、CLAMPは、いずれ必ずラストを描くことを公言しています。
いつかその時が来ることを楽しみにしているファンもいるのではないでしょうか。
あとがき
CLAMPの物語は、あまりにも哲学的で難しいものが多くあります。
しかし、その中でエンジェリックレイヤーや、こばとなど、比較的分かりやすいものもあります。
そのままでは、世相から批判を受けそうなものもあるため、ファンの意見も両極端になります。合法ドラッグや新・春香伝など、多くの作品の中でアニメ化されているものもたくさんあります。
今回は、若い世代には、あまり馴染みがないものをご紹介させていただきました。
しかし、その中でエンジェリックレイヤーや、こばとなど、比較的分かりやすいものもあります。
そのままでは、世相から批判を受けそうなものもあるため、ファンの意見も両極端になります。合法ドラッグや新・春香伝など、多くの作品の中でアニメ化されているものもたくさんあります。
今回は、若い世代には、あまり馴染みがないものをご紹介させていただきました。
カードキャプターさくらとホリックとそして…
ツバサは、考古学者の卵の小狼と玖楼国の姫サクラの物語です。サクラは飛王の陰謀ですべての記憶を羽根に変えられて、異世界へとばらまかれてしまいます。
ツバサクロニクルは、サクラの記憶を求める小狼とサクラ、そして仲間となるファイや黒鋼のたびの物語です。
旅の途中で、小狼が生きる人間ではなく、魔法に作られた存在であることを侑子から知らされます。
最期は、小狼とサクラは思いが通じるものの、ヒトではない彼との別れが来ます。そして、サクラは小狼に自分の真名を告げ、いつかまた出会うことを誓います。
ツバサクロニクルは、カードキャプターさくらとホリックの登場人物がコラボする、CLAMPの集大成のような作品です。
サクラと小狼の時間を中心に、物語がつながっていきますが、途中ホリックのモコナや侑子さん、四月一日が登場します。ホリックの物語とも時間軸がつながるため、両方を読むとさらに楽しさが倍増します。東京バビロン、Xの昴流達も登場します。
逆に、カードキャプターさくら、ツバサクロニクル、ホリック、そして東京バビロンを知らないと、疑問になってしまう登場人物も出てくるので「ツバサ」の本当の面白さを理解するためには、CLAMPの作品をほとんど見ていないと、結構辛いかもしれませんね。