ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアランキング結果
2位本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜
引用元: Amazon
幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして……。おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。いくら読みたくても高価で手に入らない。マインは決意する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない!目指すは図書館司書。本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう!
主人公のオバカさがカワイイ
所謂異世界転生系のファンタジー小説です。主人公のマインは異世界転生者で、チートスキル等はないものの前世の記憶を使ってキビシイファンタジー世界を生き延びます。そして前世では大好きだった本を読むため、色々と試行錯誤する所が面白うですね。あまり賢くないというか、目先の事しか考えて行動しないので何化する度にトラブルを起こします。オバカ?と感じるものの、そこが可愛らしくてイイですね。幼馴染のルッツは大変だなって思いますけど。
中世ファンタジー系小説ならコレ!
魔法等は出てきませんけど、中世のヨーロッパやペルシア辺りを舞台にした異世界ファンタジー小説です。主人公はアルスラーン王子ですが、最初はなかなかに気弱。王子としての覇気はなく、これで大丈夫?と感じたものです。しかし数々の試練を乗り越えていくうちに人間としても成長していきます。配下もダリューンだけでなく軍師的役割のナルサスをゲット。この頃からの快進撃が爽快で面白いです。
ホラー要素が強く、中盤からはドキドキしっぱなし
平安時代のような雰囲気をもった和風ファンタジーな世界ですけど、実は一度高度文明が崩壊したその後です。ですので結構な遠い未来のお話です。この作品に惹かれたのは、サスペンス要素が強い。序盤は正直イマイチでしたが、そのイマイチさが中盤以降をより一層盛り上げてくれます。このギャップがあったからこその名作だなって感じますし。一番好きだったのは、友人達の子供を殺し屋にして仕掛けてきた時。自分達と違って理性のタガがないので、その能力はすさまじい破壊力。見つかれば死あるのみ!逃げるシーンはドキドキしました。