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オシャレで奇妙で自由な世界にワクワクドキドキするものです。
そんなフランス映画のイチオシを選んでみました。
ランキング結果
1位ホーリー・モーターズ
引用元: Amazon
『ホーリー・モーターズ』(Holy Motors)は、レオス・カラックス監督・脚本による2012年のフランス・ドイツのドラマ映画である。カラックスにとっては1999年の『ポーラX』以来の長編映画である。第65回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門に出品された。また、英BBCが発表した「21世紀の偉大な映画100選」では16位にランクインしている。
2位セリーヌとジュリーは舟でゆく
引用元: Amazon
制作年 | 1974年 |
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上映時間 | 192分 |
監督 | ジャック・リベット |
メインキャスト | ジュリエット・ベルト、ドミニク・ラブリエ、マリー=フランス・ピジェ、バルベ・シュローデル、ナタリー・アズナルほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
オシャレの国のアリス MEETS ツイン・ピークス
ヌーヴェルヴァーグの中でも長尺映画ばかり作っている鬼才ジャック・リヴェットが3時間かけて不思議の国のアリスたる物語を紡いでみせた。
魔性の女の子を追った女の子が、建物に眠る謎に取り込まれていくという内容。パリの街並みをオシャレな服きて縦横無尽に徘徊する少女が可愛すぎるのですが、突然『ツイン・ピークス』的超展開を迎えるトンデモ映画です。
3位モン・パリ(1973年)
引用元: Amazon
『モン・パリ』(L'événement le plus important depuis que l'homme a marché sur la Lune)は1973年のフランス・イタリアのロマンティック・コメディ映画。 監督はジャック・ドゥミ、出演はカトリーヌ・ドヌーヴとマルチェロ・マストロヤンニなど。 パリの下町モンパルナスを舞台に、男が妊娠するという「人類が月面を歩いて以来の最も重大な出来事」(フランス語の原題の直訳)を描いたコメディで、当時プライベートでもパートナーであったドヌーヴとマストロヤンニの共演作としては『哀しみの終るとき』『ひきしお』に続く3作目である。
教習所のおっちゃんが妊娠してしまったら...
『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』でお馴染みジャック・ドゥミが描く、パリの自動車教習所のおっちゃんの喜劇は、パリの市井を魅力的に描きつつも斜め上をいくお話に抱腹絶倒です。なんたって、おっちゃんが妊娠してしまい、てんやわんやする話なのだから。フレンチコメディとしても癖がそこまでなく、観やすい作品となっています。
4位ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走
引用元: Amazon
トニー・スタークのソックリさんがポンコツ車でてんやわんや
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアイアンマン、もといトニー・スタークロスなそこの貴方にオススメする珍道中。
トニー・スタークソックリなおじさんが赤い車に乗ってバカンスへ!
しかし、その車はポンコツだ!時速160kmで高速道路を爆走し続けるのです。
娘はペニーワイズのお面を取りません。
息子はハルクのお面を取りません。
爆笑大暴走なこの惨事、このソックリさんはどう解決するのかハラハラドキドキ間違いなしです。
5位読書する女
引用元: Amazon
『読書する女』(どくしょするおんな、原題:La Lectrice、「朗読係」及び「朗読者」の意)は、1988年のフランス映画。レイモン・ジャン(フランス語版)の同名の小説をミシェル・ドヴィルが映画化した作品。 1988年、モントリオール世界映画祭アメリカ・グランプリ、ルイ・デリュック賞を受賞し、翌年のセザール賞は作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演女優賞(カザレス)、美術賞、編集賞、ポスター賞で候補となり、この作品で一躍脚光を浴びたパトリック・シェネが助演男優賞を受賞した。
読書の世界へようこそ
日本では昨年『映画 すみっコぐらし』が流行しました。この作品は、本の世界に吸い込まれる作品でしたが、この作品もそうだ。ミュウ・ミュウ演じる読書大好き、妄想大好きな女性が色んな家を訪問し、本を読み聞かせていくうちに物語の一部が現実を侵食していく作品。カフェや通りが、物語の一部として組み込まれていく様を観ると、パリってドラマチックな街だと思うこと間違いなしだ。
6位憎しみ
引用元: Amazon
『憎しみ』(La Haine) は、1995年に制作されたフランス映画。パリ郊外の「バンリュー」(移民が多い、貧しい公営住宅地帯)を舞台に人種差別を扱ったマチュー・カソヴィッツの監督作品で、カンヌ国際映画祭 監督賞、ヨーロッパ映画賞の新人賞などを受賞した。
バンリューを知る
フランス映画における《バンリュー》ものに傑作が多い。
《バンリュー》とは主にパリ郊外の貧しい人が暮らす集合住宅地を示す言葉。最近では『レ・ミゼラブル』のパワフルな作劇が話題となりましたが、その原点と言える作品が『憎しみ』だ。
ドライでクールな白黒世界で描かれるスタイリッシュな暴力は、観る者の心を鷲掴みにし、フランス社会が持つバンリュー問題に関心を抱くことでしょう。
7位CLIMAX クライマックス
引用元: Amazon
『CLIMAX クライマックス』(Climax)は、2018年の仏白合作のミュージカル・ホラー映画。監督はギャスパー・ノエ。主演はソフィア・ブテラ。誤ってLSDを摂取してしまったダンサーたちが、次第に精神が崩壊していくさまを描いている。また、本作の主要キャストにはブテラの他に、全員演技未経験のダンサーたちが起用されている。
密です!密です!みみみみみみ.......Social Distance
人が密集できなくなり、密な宴に羨望を抱くこのところ。
そんな時こそ、ギャスパー・ノエの狂気の祭宴『CLIMAX クライマックス』に身を投じてみよう。
長い長いキャストの意気込みを抜けると、密です!密です!情報過多なコンテンポラリーダンスが、魂揺さぶる鼓動の中で観客を悦楽の渦へ突き落とし、そこから破滅していく人々の地獄に阿鼻叫喚することでしょう。
人生のクライマックスに観たい作品だ。
8位スパニッシュ・アパートメント
引用元: Amazon
『スパニッシュ・アパートメント』(原題:L'Auberge Espagnole, 英題:Pot Luck)は、セドリック・クラピッシュ監督による2002年製作の青春映画。この後『ロシアン・ドールズ』(2005年)・『ニューヨークの巴里夫』(2013年)と続く、クラピッシュの「青春三部作」の一作目。 2004年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭(2月20日)招待作品。
留学したくなること間違いなし!
中学時代、この映画を観て留学したくなりました。
フランス人のグザヴィエはバルセロナの大学に留学する。多国籍混沌としたアパートで恋や友情を深めていく姿に惚れた。そして、実際に5年後、フランスに留学したのだが、この世界で描かれる感情の揺らぎがホンモノだと知り感動しました。
バルセロナが舞台なので、カタルーニャ語とスペイン語の違いに関する指摘も鋭く、留学したい人は必見な作品です。
このサントラ、感傷的につき
フランスでは1990年代にダフト・パンクといった電子音が特徴的なフレンチ・ハウスという音楽ジャンルが一大ブームを巻き起こしました。その時代のフランスライブハウスを描いた本作は、まるで自分がフランスのライブハウスに紛れ込んだような快感を与えてくれます。サントラが素敵で、どの音楽も夜のパリの街をキラキラ輝かせてくれます。また、青春の蹉跌を描いた作品としても非常に切ない作品なのでオススメです。
10位プレイタイム(1967年)
引用元: Amazon
『プレイタイム』(Play Time)は、1967年公開のフランス映画。 『ぼくの伯父さん』で名声を博したジャック・タチが、自らの集大成を目指して多額の資金を注ぎ込んだ野心作であり、フランス映画史上屈指の超大作である。1964年から制作に入り、1967年にフランスで公開された。タチはこの映画でも「ユロ氏」を演じているが、ユロ氏は必ずしもメインキャラクターではない。
ジャック・タチが描く最高のお散歩映画
パリ4区のサン=メリ地区には、一見工事中にしか見えない近代美術館ポンピドゥーセンター(厳密にいえば、総合施設)がある。もし、パリの近代美術的世界観を堪能したいのであれば、ジャック・タチ映画、特に『プレイタイム』をオススメします。ガラスや金属で構成された、不思議な街をただ歩いているだけなのに、いちいちアクションがコミカルで楽しい作品。こう作品を並べていくと、パリってただ歩いているだけでも画になる作品が多いですね。
あとがき
こうした作品を観るとインスピレーション掻き立てられます。
お家映画のお供に是非挑戦してみてください。
映画...それは他人の人生を生きること
レオス・カラックスが放った2010年代最強の映画『ホーリー・モーターズ』は、次々とヘンテコな展開が押し寄せてくるのだが、観るものに「それでいいのだ」という妙な納得感を与えます。映画はそもそも自分が経験できない他人の人生のお裾分けを嗜む娯楽なのだから。
クロマキの前で「うわーーーー」と言いながら走る。ゴジラの音楽に合わせて墓場で暴れる。突然映画の途中で《インターミッション》だと教会の中でバンドが大行進したり...
いろんな映画の面白いところを味見して回るそんなフランス旅行に私は魅了されてしまうのです。