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すまさんの「フルーツバスケットキャラランキング」

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更新日: 2022/05/24

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まえがき

完全に原作寄りです。
アニメ、特に2期は主人公である透と夾の恋愛に関係する描写のカットがかなり多いのと、話の順序を入れ替えて流れを切ることが多くとても残念です。
アニメで興味を持った人は原作を読んでほしいです。

ランキング結果

序盤は怒りっぽいけど本当は優しい人

十二支ではなく、猫憑きとして産まれたために周りから差別され、見下されて生きてきた夾。そんな風に毎日を過ごしていたら怒りっぽい性格になるのは仕方ないと思います。母親は自殺、父親は育児放棄など、環境も劣悪。
最初はタイトル通り怒りっぽく由希を敵視したり、怒鳴るので怖く見えますが、元は落ち着いた性格の持ち主。それらがわかるようになるのは進路や別荘の話からだと思います。
透への想いを自覚してからの「高校まではせめて」という想いは悲しく感じますが、そう思いながら透を優しく見守る姿が純粋で素敵です。
アニメ2期では残念なことに、夾と透の大事なシーンがいくつも省かれてしまいました。3期がどうなるかわかりませんが、どうかきちんと2人の気持ちを描いてほしいです。

優しく、まっすぐな子

人の痛みを自分の事のように感じ、接することができる実際にはいないようなキャラ。基本的に誰かを悪く見ることをしないその姿は優しさそのものだと思います。
最初は由希と夾、どちらとくっつくかを意識して見ていた人がいると思いますが、残念ながらアニメでは削られてしまいました。
本当は無意識のうちに夾に対して恋愛感情を持つようになります。ここは原作でもわかりにくい所なのですが、そこをカットしたため、アニメの透は夾に恋愛感情をきちんと持っているように見えないキャラにされてしまっています。原作では夾とのやりとりで顔を真っ赤にしたり、アニメより感情がわかりやすいし、置いていかれることへの恐怖などもきちんと描かれています。
透は決してどっちつかずな女の子ではないので、アニメだけを見て透を八方美人とは思ってほしくないなぁと思うのが正直な気持ちです。

3草摩紅葉

草摩紅葉

引用元: Amazon

登場作品フルーツバスケット
声優齋藤彩夏

辛い過去を背負っても

産みたくなかったと言われ、母親に拒絶された辛い過去があるにも関わらず、誰にでも明るく接することができる本当に優しい子。性格も明るく、十二支だけではなく、普通の人とも仲良くできるコミュ力の高さが羨ましいです(笑)。作中で皆が集まって何かできる(お化け屋敷、別荘など)のは、大体紅葉のおかげだと思います。
透が魚ちゃんと紅野のことで悩んでいる時力になってあげたりと、とにかく優しい。だからこそというか、モモが自分のことを意識していると知って喜ぶ姿は可愛かったです。また、原作終盤の方で記憶のない母親とたまたま会い、「いってらっしゃい」と笑顔で言われた所がすごくよかったです。
まさか透を恋愛対象として見ていたとは思いませんでした。けど透が顔を赤くしながら夾を見つめる姿を見たからかはわかりませんが、夾に皆が言わない幽閉のことを話すなど勇気があると思いました。幽閉のことに言及したのは他に燈路だけでしたしね。
原作では誰とも一緒になりませんでしたが、好きな人ができたことは個人的にとても嬉しいです。

幸せに遠い人

草摩家の中にいることで慊人の面倒を見ていることが多いからか(お局もうるさいし)、幸せに遠い人だなという印象があります(マブダチトリオの中では特に)。
彼女だった佳菜が精神的に病んでいく姿は悲しすぎるし、慊人に言われたからか(自分でも思ったからとも思いますが)、記憶を消したのは可哀想で原作を読んでて泣きました(当時子供だったので)。後は目を傷つけられたのも。だからというべきか、幸せになってほしいと特に思うキャラです。

5草摩籍真

草摩籍真

引用元: Amazon

登場作品フルーツバスケット
声優町井美紀、井上倫宏

作中屈指の優しい父親

夾がすきなのでつい(笑)。作品ではキャラと母親の関係がピックアップされる印象がありますが、師匠は唯一父親としての優しさが描写されています。
自分を引き取ったために悪く言われる師匠を父親じゃないと言った中学時代の夾は、師匠を思うが故の言動でしたが、すれ違いが切なかったです。けど本当の姿の話以降の師匠と夾はほのぼのしていて見てて和みます。
他のキャラも含め、親という立ち位置をぜひ見てほしいので選びました。

透の母親、夾の話し相手

学生の時から間違ったことをしてきたが故に、亡くなっても悪く言われてしまう人。けどそれは自業自得だと思えるほどに成長していて、妊娠がわかった時に不安がる姿は見ててリアルだなと思いました。
夾とはたまたま会った話し相手。けどそれが夾の心に深い影を落とすことになります。
確かに不良だった頃は決していい人とは言えませんが、勝也のおかげもあって更生し、彼の死後、今の透を育てたという事実は大きいです。最終回の今日子さんと勝也のシーンは何度見ても泣いてしまいます。

可愛くて素直でいい子

自分のことを理解してくれた透と懐き、ラブラブな姿は見ていて微笑ましいです(笑)。透についキツいことを言う燈路を責めるものの、自分が悪かったと素直に謝れる所。終盤、吐いた夾にハンカチを出すなど、思いやりがあるいい子だと思います。
透との一件から母親と良好を築けている所や、別荘で燈路に謝ろうとする優しさはどこか透に似ていると思います。

辻褄合わせの恋

夾を好きになった理由が「見下していたから」。けどそれを口にすることはとても勇気のいることです。自分本位な感情を謝ることのできる楽羅は強い子だと思います。この夾と楽羅の回は個人的にかなり好きな回です。なのにこの後話の順序を変えられてしまい、すごい残念でした。
終盤の透とのやりとり(?)もよかった。
慊人との関わりが女性キャラの中で一番少なかったのは、楽羅のが力がつよいからでしょうか?(笑)

王子に見られるギャップ

鼠に産まれたがために母親に売られ、周りの十二支とうまく築けなかった幼少期は見ていて切ないものがあります。学校でも王子扱いされることと自分の思うことにギャップがあり、それは辛いことですが、透を始めとした理解者がいて救われただろうなと思います。
けどアニメ2期では、透にまだ恋愛感情があると思わせるように描かれているのが気になる所。原作では透のことを「お母さんを求めていた」と、はっきり彼女に恋愛感情がないことを明言していますが、このセリフがなかったことに。そのため一部のファンの方は透を好きだと思っている人もいるようです。
これから真知との関係を深めていくのに、肝心な上記のセリフカットで透にも真知にも中途半端に擦り寄ってしまうキャラになりそうだと想うと残念です。気持ちにケリをつけるエピソードを変えることで、由希も微妙なキャラにされてしまい悲しい気持ちになります。

十二支を統べる存在

別荘では見事なまでのヒールっぷりを見せ、嫌われている人(笑)。当主なら何をやってもいいのかと言われればそれは勿論悪いです。悪いというより…言葉の暴力は勿論(今だとモラハラ?洗脳?)だけじゃなく、リアルに何人にも暴力を振るっていますし、暴力云々のレベルじゃないことまでしていので完全にアウト。
けど可哀想な人でもあるのは事実。父親の優しさは慊人を傷つける優しさでしたし、母親は言わずもがな。この環境で歪まないのは難しいでしょう。
個人的には原作終盤の改心(?)した慊人が好きです。けどあの時、やっぱり謝っておいた方がよかったよなぁと今は思います。

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