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いつかはDRCさんの「フルボディ赤ワインランキング」

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更新日: 2020/07/02

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ランキング結果

五大シャトーがすべてじゃない!

2003年を飲んで人生観が変わった。その後も何本か手に入ったら飲んでいるが自分にとっては至高のワイン。年々値段が上がるのが辛い。繊細なタンニン、複雑なブーケとアロマは年を経るごとに円熟し料理と調和する。果実味を過剰に主張しない端正なスタイル。子羊や仔牛肉は言うまでもないが、意外にも和野菜、特に牛蒡、蓮根、金時人参をバターで仕上げて肉料理に添えるとワインのフィネスが際立つ。

スーパー・タスカンがすべてじゃない!

南イタリアの盟主マストロベラルディーニが醸す「南のバローロ」。古代からのぶどう品種アリアニコの味わいはロマンを呼び覚ます。アリアニコを醸す場合、鮮烈な果実味と素朴な土壌のミネラルを活かす所が多いが、このタウラージは際立った洗練さを見せる。不死、とまで言われる強靭さは食卓でも無敵で、ミートソースの様なカジュアルな料理から、トリュフを利かせた卵料理、重厚なソースの肉料理まで、見事に飲む人間をもてなしてくれる。

恐るべし、シャトーラトゥール

五大シャトーなんて、と思っていたのに衝動買いしてしまった一本。言わずと知れたシャトーラトゥールのセカンド。敢えて、庶民の食卓で味わってやる!と焼き鳥、茄子の揚げ浸し、夏野菜のゼリー寄せなどで挑んでみた。………、脱帽、美味い、美味すぎる、タレの焼き鳥とは合うと思っていたが、塩焼き鳥にも異様に合う!茄子の浸ってる出しとも絶妙!なぜだ?流石にゼリー寄せはと思ったがシーザードレッシングに少し混ぜて添えると、悔しいが、合う……。悔しいが脱帽の一本。

気合が入って、ボトルまで重い!

濃厚、凝縮、執念。かなり特殊なワイン。食卓を幸せにすることにかけては随一の大手が敢えて格付け対象外の造りから産み出した気合の塊です。格付け対象ワインにするには産地の制限がかかる。ファルネーゼ社は広大な畑からこれぞ、というブドウを結集させ作ったが、複数の産地にまたがっていたので格付け対象外ワインとなった。作柄の良い年だけ造るため毎年はできない。ビンテージも表のエチケットには書けないので、裏のラベルに記入されている。そして手に持つと、重たい!シャンパーニュのプレステージものか?と言うぐらい重い。肝心の味は、基本的には濃い。何故基本的かと言うと、作られるたびに畑もぶどう品種も、最善を追い求めた結果、毎回変わるから。ちなみに「(作品番号)07」は、煮詰めたカシス、リコリス、コーヒー。タンニンは感じないほどスムース。「09」はストロベリー、リコリス、葉巻、といった感じでした。「びっくり箱」ですね。

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