1分でわかる「缶ビール」
手軽に楽しめる定番のお酒、缶ビール:多様化するラインナップと市場トレンド
季節を問わず楽しめる缶ビールは、コンビニやスーパーなどで手軽に購入できる定番のお酒です。ひとくちに缶ビールといっても、「ビール」や「発泡酒」、「新ジャンル(旧・第3のビール)」といった種類があり、アルコール度数や色合い、味わいが異なります。近年では、地域の特色を活かしたクラフトビールが缶で手軽に楽しめるようになり、プレミアムビールの需要も高まっています。さらに、家飲み需要の増加に伴い、バラエティ豊かな商品が揃い、好みの1本を選べるのが魅力です。仕事終わりやお風呂上がり、食事のお供にぴったりなおいしい缶ビールは、長きにわたり多くの人々に愛され続けています。
ビールテイスト飲料の分類
麦芽とホップの風味を楽しめるお酒「ビール」

アサヒ アサヒスーパードライ
(引用元: Amazon)
ビールとは、麦芽、ホップ、水などを主原料とし、酵母で発酵させてつくるお酒です。日本では麦芽比率が25%以上のものがビールとして認められています。麦芽の香ばしさ、ホップの苦味や香り、酵母が生み出すフルーティーな風味などが複雑に絡み合い、奥深い味わいを生み出しています。代表的な商品には「アサヒスーパードライ」や「キリンラガービール」などがあります。
庶民の味方として定着した「発泡酒」
「発泡酒」とは、麦芽または麦を原料の一部とした発泡性のある酒類で、原材料である麦芽の使用割合が50%未満のものを指します。ビールに比べて酒税が低い時期が長く続いたため、手頃な価格で購入できるのが人気のポイントでした。発泡酒の代表的な商品には「麒麟淡麗」や「アサヒスタイルフリー」などがあります。
名称が定着した「新ジャンル(旧・第3のビール)」

サントリー 金麦〈糖質75%オフ〉
(引用元: Amazon)
「新ジャンル」とは、麦・麦芽以外を原料とした発泡性のお酒、または発泡酒にリキュールや蒸留酒を加えたものを指します。かつては「第3のビール」と呼ばれていましたが、酒税法の改正に伴い「新ジャンル」という表現が一般的になりました。税率が低く設定されていたことから、ビールテイスト飲料の中で最も低価格で販売されていました。新ジャンルの代表的な商品には「金麦」や「のどごし生」などがあります。
段階的に統一される酒税で多様化する選択肢
日本の酒税法改正により、ビール、発泡酒、新ジャンルの税率が段階的に統一される方向で進んでいます。350ml缶あたりの税額は、2020年9月までのビール77円、発泡酒46.99円、新ジャンル28円から、2023年10月からはビールが54.25円に減税、発泡酒が同額に増税、新ジャンルが46.99円に増税され、2026年10月には全てのビールテイスト飲料の税率が54.25円に統一される予定です。これにより、各カテゴリ間の価格差は縮小し、消費者は価格以外の要素で商品を選ぶ傾向がさらに強まると見込まれます。
健康志向の高まりに応える、ノンアルコールビールとは
ノンアルコールビールとは、アルコール度数が1%未満、多くは0.00%のビールテイスト飲料を指し、ビール本来の風味を再現しつつ、アルコールを気にせず楽しめるのが特徴です。運転をする人やアルコールを控えている人はもちろん、日中のリフレッシュやスポーツ後の水分補給、食事中など、飲用シーンが広がっています。また、近年では「糖質ゼロ」や「プリン体ゼロ」といった、より健康志向に特化したノンアルコールビールテイスト飲料も多数登場しており、消費者の多様なニーズに応えています。代表的な商品には「アサヒ ドライゼロ」「キリン 零ICHI」「サントリー オールフリー」などがあります。
実は缶・瓶・生ビールの中身はほぼ同じ
日本では、居酒屋でジョッキで出されるものやサーバーで注がれるものを生ビールと呼び、缶・瓶ビールと区別する場合がほとんどです。また、「缶よりビンのほうがおいしい」という意見もあります。しかし、缶・瓶・生ビールの中身はほとんど一緒。生ビールは、加熱処理を施していないビールを指しています。現在販売されている缶・瓶ビールも熱処理を施さない生ビールが入っているため、この3者の違いは大きく異なりません。
瓶ビールランキングはこちら!
瓶ビールランキング
缶ビールの人気商品に関するランキングはこちら!
関連するおすすめのランキング
ビール好きはチェック!
発泡酒・第三のビールランキングはこちら!
王道
私の中の王道中の王道ビール。黒ラベルか一番搾りを置いている店はフードメニューも気が合います。いろんなビールを飲みますが、一番搾りがあるから他のビールを試せる感じ。とれたてホップも美味しいけど、1か月も飲んだらちょっと飽きてくるんです。一番搾りは飽きさせない。これは本当にすごいと思います。
ころろんさん
4位(85点)の評価
程度なサイズと程よい苦みが旨い!
価格的に500mlとかの方がお得ですけど、後半の味は落ちますから。それよりは250ml缶の飲み切りサイズの方が美味しいです。一番搾りを選んだ理由は、程苦みが美味しいんです。他のビールよりコクがあるとでもいいましょうか。それをグイっと飲むと最高に美味しいです。
こーじーさん
2位(85点)の評価
苦味がなく飲みやすい!
クセが全くなく、本当に飲みやすいところが好きです。毎日、夜ご飯の際にビールを飲むので、お米とお味噌汁を夜には食べないのですが、一番搾りは、お米やお味噌汁との相性も良くて、ビールの味がきつくない分、優しい味わいの料理にもぴったりだと思います!
ぴかさん
4位(85点)の評価