ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアランキング結果
新しい森蘭丸像
自分のイメージでは織田信長に仕えた森蘭丸というのは、寡黙で従順な美少年というものでした。主人公である綾瀬はるかさん演じる倉本繭子と接点を持つことで、現代と戦国時代を繋ぐような重要な役割を果たしています。この森蘭丸の性格や接し方次第で、大げさに言えば作品の雰囲気が決まるという中で、どことなくコミカルで、少し頼りないような、憎めないような新しい森蘭丸に仕上がっていると思います。しかし信長に対する忠誠心としてシビアな演技で締めるところはキチっと締めてくれており、めちゃくちゃ重要なキャラクターです。
3位永遠の0(映画)
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 大学生の佐伯健太郎と出版社に務める姉の慶子は、実の祖父が終戦間際に特攻で戦士した海軍航空兵・宮部久蔵だと知らされる。それから6年後、慶子から新聞社主宰の終戦60周年記念プロジェクトのアシスタントを頼まれる。そのプロジェクトを遂行するため慶子と健太郎は、わずかな手がかりをもとに海軍従事者を訪ね歩くことに。久蔵を知る者たちの語ることはそれぞれまったく異なり、調べるほどにその人物像は謎に包まれていた。戸惑いつつも2人は、国のために命を捧げるのが当然だった戦時下の日本と、そこに生きた人々の真実を知っていく。愛する妻のため必ず生きて帰ることを信条にしていたはずの久蔵がなぜ特攻を選んだのか、終戦から60年を経て、各々の壮絶な生き方と封じられていた事実を明らかにする。 |
---|---|
制作年 | 2013年 |
上映時間 | 144分 |
監督 | 山崎貴 |
メインキャスト | 岡田准一(宮部久蔵)、三浦春馬(佐伯健太郎)、井上真央(大石松乃)、吹石一恵(佐伯慶子)、風吹ジュン(佐伯清子)ほか |
主題歌・挿入歌 | 蛍 / サザンオールスターズ |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:なし Amazon Prime Video:配信中 Netflix:なし Hulu:なし |
シリアスな演技の濱田岳さんに役者としての深みを感じます
作品内で現代と第二次世界大戦中の回想シーンを行ったり来たりしているのですが、ユーモアやコミカルなシーンなどは皆無です。そういった雰囲気の映画の中で、濱田岳さんは主人公・宮部久蔵の真実を知る井崎という人物の若い頃を演じるのですが、「こういった役も演じられるのか」と唸りました。
4位マスカレード・ホテル(映画)
引用元: Amazon
脇役の中の脇役を全う
連続殺人事件の次なるターゲット(舞台)となるホテルで繰り広げられるミステリーサスペンスとでもいうべき作品。作中では色々な人物が容疑者に見えますが、濱田岳さん演じる綾部貴彦は小物臭が漂う人物です。ハッキリ言ってキャラクター的には全然魅力がありません。しかし濱田さんが演じることで、その裏側に猟奇的なものであったり、怪奇が潜んでいるのではと想像力が刺激される感じです。
濱田岳さんの真骨頂だと思います。
あまりテレビドラマは見ない方なんですが、HEROは第1作も第2作も両方とも欠かさず見ていました。正直なところ、第2シリーズが始まったときに、全く同じキャストではないことにガッカリしたのですが、濱田岳さん演じる宇野検事は「当たり」だったと思います。濱田岳さんは色んなタイプの演技ができる方だと思うのですが、個人的にはこの宇野検事役が、1番しっくりする登場人物。当然映画版でも脇役としてイメージ通りの演技を見せてくれて、「HERO」という作品自体が好きだということも相成って、とても印象深い作品になっています。