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2位∀ガンダム(アニメ)
引用元: Amazon
ガンダム世界名作劇場
デザイン・物語・設定に至るまで、おそらく、だれもが「まさかこうくるとは!」と驚いたはず。賛否両論あったガンダムのデザインも、動いている姿のカッコいいことよ。これぜぞまさに富野演出。どこまでがギャグでどっからが真面目なのかもわからないあたりも得がたい魅力。
3位機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
引用元: Amazon
クリスマスにはこれを観ろ!
ガンダムはおろかロボットモノに興味もなかったという監督の作ったガンダムは、洋画オマージュにあふれた見事なまでの戦争映画であり、「ガンダム」だった。私も含めた当時の子供はガンダムは何時になったら出て来るんだとブーブー言ってたものだが、誰もがバーニィの最後に涙した。カッコいいおじさんときれいなお姉さん、ちょっと頼りないけど楽しいお兄さんが出て来る、最高のガンダム。
4位機動武闘伝Gガンダム(アニメ)
引用元: Amazon
ガンダムを救ったガンダム
Vガンダムで最大の危機に陥ったガンダムシリーズの窮地を救ったガンダム。もちろん賛否両論あったが、面白ければそんなことはどうでもいいのだ。前半・中盤・後半とまるで別の作品と呼んでもいいぐらい盛沢山に楽しめる。スポンサーの圧力やなんやらに、爽快な大人の戦い方をしてくれたガンダムだと思う。
大人の情けなさとカッコよさ
アムロだってシャアだって年を取る。そこでかっこよさだけでなく、情けなさやかっこ悪さも描くのが富野流。確かにアムロとの決着にこだわり自分の事しか考えないシャアは情けないが、建前しか言わなかった昔のシャアと比べれば人間臭い。それに比べるとアムロのセリフは理想論過ぎて人間味が足りないようにさえ思える、しかし、それがアムロとシャアなのだ。そして、なんだかんだ言っても最後の隕石押しには涙腺が潤む。謎の感動。音楽や主題歌も含めて完璧に出来上がった、シャアとアムロの最終章。
原点にして頂点
本来なら三部作まとめて最高傑作だが、あえて一つならやはりこの三作目。安彦さんの新作作画の美しさ!ドラマの展開は駆け足気味だが、必要な部分は全て押さえている。メカやキャラの魅力はもちろんだが、ここはあえて富野監督の演出技術のすばらしさに是非注目してほしい。宇宙空間での戦闘の描き方、人物の感情の移り変わり、そして構成。映像の原則を踏まえたうえで飛躍する演出技術は、芸術と職人が共存している。