ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアランキング結果
妻をささえた終生の大臣
ヴィクトリア女王の母方の従弟で、叔父(王太子格のイギリス王女と結婚したが、早世でベルギー国王になった人)の紹介でヴィクトリア女王と結婚したドイツの貴公子です。
兄が公国を継ぐため、軍隊に入ることを余儀なくされた人なのですが、ヴィクトリア女王との結婚が人生を変えました。
献身的に妻に尽くして家庭を守り、有能さが認められて大臣たちから頼りにされたのですが、無理がたたったのと不出来な息子のせいもあって40代前半で早世が惜しまれます。
もうちょっと長生きしてほしかったような気がします。
3位ルイ14世
太陽王といわれた裏があるみたい
父親のルイ13世が6歳くらいの時に亡くなり、生まれながらのフランス国王だった人です。
しかし「鉄仮面」の謎について書かれた本によれば、母アンヌ・ドートリッシュ王妃が産んだが実父はルイ13世じゃなかったらしいです。
なので、本当はフランス王家の血を継いでいないことを知ってか、やたらと戦争をしたりベルサイユ宮殿を作ったり、数えきれない女性と関係を持って子供も作り放題となったらしい。
なんか興味が尽きない人であります。
美人で賢い寵妃
ルイ15世の寵妃で、政治にまで口を出したとして知られていますが、なかなかの美人で色々調べると本当にルイ15世を愛していて一緒にいたいがために勉強して政治の場にいたらしいです。
浪費ばっかりしたみたいに言われるけど、豪華な館や城を建てて、その時代を代表する絵画などを飾ったことで美術や陶芸などのパトロンとして発展に貢献したとか、実に興味深いんですよね。
5位吉田松陰
理想的な教育者
「世に棲む日日」を読んだら、長州藩をあげて純粋培養した軍学者なんですね。
で、学者バカみたいに思い悩んでペリーの船に密航しようとしたり、まっすぐすぎて取り調べで言わなくてもいいことを言って処刑になってしまうんです。
ただ、明治維新で活躍する長州藩士たちに多大な影響を与えたこと、松下村塾での弟子たちを見抜いた文言など本当に感心するし理想の先生のように思えるんですよね。
明治維新を陰で導いた人物
イギリス出身で明治維新に貢献した外交官です。
なんと子供の頃に読んだ本から日本に憧れ、19歳で外交官試験に合格して通訳官として来日しました。
それがあの生麦事件の直後で、以後、日本語を学びながら当時のややこしい幕末情報を集めて薩摩藩士たちのファンになりました。
なので、イギリス外交官として自国の国益を離れて、日本の進む道を維新の志士と一緒に考えつつアドバイスしました。
また明治以後も、回想録や日本研究の数々の論文、失われつつあった江戸時代の古い貴重なものを残してくれた、初期の日本研究者、親日家としても歴史に残る偉人です。