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1位ぼぎわんが、来る(小説)

引用元: Amazon
『ぼぎわんが、来る』(ぼぎわんがくる) は、澤村伊智による日本のホラー小説。2015年に「澤村電磁」名義『ぼぎわん』のタイトルで第22回日本ホラー小説大賞の大賞を受賞。後に改題して10月30日、澤村の小説家デビュー作として刊行された。本書に登場する霊媒師姉妹を主人公とした「比嘉姉妹シリーズ」の第1作目。また、2018年に漫画化されている。
「泣けるホラー」のコピーは伊達ではない
この作品は言ってしまえば人語を話す蟹との共同生活を描いた話です。
これだけ見ると、とてもホラー小説には思えませんが、読み進めていくうち、じわじわと怖くなっていきます。そして最後には……。
読みやすい作風なので、ホラー小説ビギナーにぜひおすすめしたい作品です。
3位リング(小説)

引用元: Amazon
著者 | 鈴木光司 |
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ジャンル | ホラー |
発売日 | 1991年6月 |
出版社 | KADOKAWA |
メディアミックス | 映画『リング』(1998年)
映画『リング2』(1999年) ドラマ『リング〜最終章〜』(1999年) 映画『リング0 バースデイ』(2000年) |
公式サイト | - |
読んではいけないものを読んでいるような感覚
この作品、最初は文体が自分に合わず、何度も本を閉じようと思いました。しかし、友人の勧めということもあり読み続けていると、だんだん怖くなっていって、違う意味で本を閉じたくなってきました。
この恐怖は本物だ、私は今、読んではいけないものを読んでいるんだ、という考えさえ頭に浮かび、背筋がぞわぞわしました。それほどまでに、濃い現実感と説得力を持つ作品だと思います。
オチも想像以上にしっかりしていて、とても怖かったけれど、最終的には「最後まで読んで良かった」と思える作品でした。
4位ぼっけえ、きょうてえ

引用元: Amazon
著者 | 岩井志麻子 |
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ジャンル | ホラー |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 1999年10月1日 |
メディアミックス | 映画「インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜」(2006年) |
公式サイト | - |
タイトル通り「とても、怖い」作品
この作品は、タイトル通り、岡山地方の方言を操る女郎を語り部にしています。とある女郎が隣で寝る客に語り掛けるという構成です。
女郎のゆったりとした語り口調と、語られる壮絶な過去とのギャップが、恐怖をより引き立てます。
そして最後まで読めば、きっとこのタイトルの本当の意味が分かるでしょう。
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怒涛の展開で読む手が止まらないホラー小説
最初の数ページを読んで、ビビッと来ました。幼い頃の記憶、すりガラスの向こうに見える異形の人影……。純・和ホラー、とも言えるような雰囲気に魅了され、迷わず購入しました。
しかし、いざ読んでみると、物語に緩急があることあること。その怒涛の展開は、まるでジェットコースターです。ホラー小説で、確かに怖いのに、読み進める手が止まらない。そんな強力な引力を持つ、唯一無二の作品でした。