ぼっけえ、きょうてえの詳細情報
著者 | 岩井志麻子 |
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ジャンル | ホラー |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 1999年10月1日 |
メディアミックス | 映画「インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜」(2006年) |
公式サイト | - |
参考価格 | 616円(税込) |
『ぼっけえ、きょうてえ』は、岩井志麻子の短編小説。第6回日本ホラー小説大賞受賞作。またそれを表題作とする短編集。 岡山の遊郭で客をとる容姿の醜い女郎が、客に自らの身の上話を聞かせるが、それは世にも恐ろしい話であった。岡山の方言を駆使し恐怖感を高めることに成功している。題は、岡山弁で「とても怖い」を意味する言葉。(引用元: Wikipedia)
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感想・レビュー
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ホラー小説ランキングでの感想・レビュー
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美しく湿った恐怖
現在ではタレントのイメージが強い岩井志麻子さんの出世作。出版当時に読んだときには、怖さもありましたが、その文章の美しさに震えたことを今でも覚えています。
表題作だけでも年に一度は読みたくなる傑作。岩井さんが岡山出身ということもあるのか、横溝正史のような「ムラ社会」のドロドロとした世界と男女の情念が短いページ数で見事に展開されます。恐怖文学というだけでなく日本文学の中でも一つのマイルストーンであると思っています。
ホラーコンテンツプロデューサー
住倉 カオスさん (男性・50代)
2位(90点)の評価