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ぁみさんの「ホラー漫画ランキング」

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更新日: 2020/09/21
ぁみ

怪談家

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ランキング結果

1不安の種(漫画)

不安の種(漫画)

引用元: Amazon

作者中山昌亮
ジャンル青年漫画
出版社秋田書店
連載チャンピオンRED(2002年12月号〜2005年5月号)
巻数全3巻

余韻の残る素晴らしさ

ふとした日常のすぐそばに潜む恐怖や違和感。それが次々と巻き起こる1話完結型の短編集。内容も描写も恐ろしく時には不思議で恐怖と共に様々な感情を揺さぶられる。「1話完結型」と言ったものの、それと矛盾するが全く完結しない終わり方、後味の悪い終わり方、全く終われていない終わり方ばかりで、読み手側がその先を想像してしまったり恐ろしくなってしまう余韻が残る。それが僕がこの作品に感じる一番の魅力。最高。

あと、ご本人からお聞きしましたが、漫画を描きながら作者さんご本人もとんでもなく恐ろしい目に合われているので、それもまた最高。

2絶叫学級(漫画)

絶叫学級(漫画)

引用元: Amazon

作者いしかわえみ
ジャンル少女漫画
出版社集英社
連載りぼん(2008年10月号~2015年3月号)
巻数全20巻

怪奇現象を取り巻く人間模様

短編がほとんどなのですが、どのお話もキャラクターの可愛らしさに読み進めていると一転してホラーな展開に大きく恐怖します。心霊現象や怪談要素も恐ろしくもあり面白いのですが、その展開を取り巻く人間模様や周囲での違和感に闇や恐ろしさがあります。

そこには、リアルな子供の性質や悩みがホラーに繋がる瞬間や、怪談にもよくある因果応報を描いた恐ろしさ、その中に、人間のドラマがあり、現代社会へのメッセージともなる展開もあり、考えさせられる内容も多く、素晴らしい作品。

僕は黄泉のような案内人になりたいとずっと思っています。

3地獄先生ぬ〜べ〜(漫画)

地獄先生ぬ〜べ〜(漫画)

引用元: Amazon

作者原作:真倉翔 / 作画:岡野剛
ジャンル少年漫画
出版社集英社
連載週刊少年ジャンプ(1993年38号~1999年24号)
巻数全31巻

ど真ん中の学園ホラー

こういったジャンルといえばこれという作品。学園ものの展開を軸に次々と起こる怪奇現象などに教師である主人公が対面していく。ギャグとシリアスが織り成されとても楽しく読める一方で恐ろしい瞬間の描写や幽霊妖怪の姿のタッチには、読んだ当時トラウマクラスの恐ろしい印象を受けました。物語の中で生徒達を中心に恐ろしい事が起きるがそれを機に自分の人生を考え直したり襟を正したり、教訓になるような展開や学ぶ事もある展開に、「怪談」という物の持つ魅力が込められていて僕は大好きです。

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