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エルフと来たら美しいとか気高いと想像するところだが、マズ飯な上に遊牧暮らしってどうなの、と思って。
主人公がキャベツを取りに包丁片手に扉を開けたら異世界という展開に、装備が貧弱だな、と真っ先に思った。
タイトルが「マズ飯」「エルフ」「遊牧暮らし」なので要素的にバトルものでないのは承知で読み始めたけれど、エルフの料理が酷すぎた。
主人公が料理好きなのもあって、エルフ達の食は改善されていくが後々に異世界と地球との関係というべきか。
ただのほんわか料理漫画でないことが分かってきて、隔週更新が気になって仕方ない作品である。
1位本好きの下剋上 第一部 本がないなら作ればいい!
引用元: Amazon
作者 | 原作:香月美夜 / 作画:鈴華 |
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ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | TOブックス |
連載 | comicコロナ(2015年10月30日~2019年2月19日) |
巻数 | 全7巻 |
本好きの下克上とは如何なるものかと思った。
本好きの主人公が司書として働くことが決まってから死亡し、異世界で虚弱な少女・マインとして転生することから始まる物語だが、マインの置かれた環境が下克上に相応しくかなり下層。
まず、自身が虚弱で普通の子供が出来ることも難しい上に、家も裕福ではない。
本が欲しくて仕方ないのに、本どころか紙まで高価で手に入りそうにない。
そこで諦めず、前世の知識をフル活用してあらゆるものを周りを巻き込んで作り出していく主人公・マインのタフネスに舌を巻いた。
自分はWeb上で作品の結末を知ったけれど、是非色んな本好きの方に読んでもらいたい作品である。
誰が蜘蛛なのか、それが気になった。
丸々一クラス全員が死亡してから始まる大規模な異世界転生もの。
主人公(蜘蛛)目線と主役目線での世界の見え方が違うのが良い。
主人公は異世界で最も過酷であろう場所で、最も弱い蜘蛛のモンスターとして生まれ、そこからネバーギブアップでじりじりと強くなっていく様に達成感がある。
強くなり、徐々に人間性より魔物らしさが全面に出てくる主人公が自分の正体や異世界の真相に触れて、あらゆる画策を張り巡らせていく流れに目が離せなくなる。
最後がどのようになるのかが非常に気になる作品だ。
歴史好きに読んでほしい
時代も国も違う人物達の戦いは見物である。
特に島津豊久の戦いぶりは鬼神の如く、戦国を生きた男とはこういう言動、考えをするものかと思い、何とも言えない心地になる。