1分でわかる「異世界転生漫画」
主人公が転生先で大活躍・異世界転生漫画
異世界転生漫画とは、主人公が別の世界線(異世界)で生まれ変わり、新しく人生をやり直すストーリーを描いたジャンル。転生先の世界で最強の主人公になる俺TUEEE系や、美少女に囲まれるハーレム系、本格バトルアクション系など活躍の仕方はさまざまです。
異世界“転生”と異世界“転移”との違いとは
類似ジャンルとして「異世界転移」というものもありますが、異世界転生との明確な使い分けは特にありません。違いをあげるとすれば、主人公が転生前に死亡しているか、元の世界にいたときの姿と同一性を保っているかどうかです。異世界転生では、主人公が元の世界で死んだことがきっかけで異世界に飛ばされます。また、転生先で人外になったり、性別が変わったりと姿かたちが変わる作品が比較的多め。一方で異世界転移は、主人公の生存に関わらず、移動・召喚・憑依といった形で元の世界に飛ばされることを指します。転生ではなく移動なので、異世界に行く前の姿と変わらないままであることが多いです。
小説投稿サイトから生まれたジャンル・なろう系
主人公が転生先の異世界で活躍する作品は、“なろう系”と呼ばれることがあります。なろう系の「なろう」とは、小説投稿サイト「小説家になろう」が由来です。サイト内では多くの異世界転生ものが投稿されるようになり、異世界転生が一大ジャンルとなるほどの人気に。そこから、異世界転生を扱った漫画・アニメ・ライトノベル(ラノベ)も「なろう系」として扱われるようになりました。しかし、「小説家になろう」に投稿された作品全体を指す場合や、「小説家になろう」の小説を原作としたメディアミックス作に対して使われる場合もあり、なろう系の定義は曖昧です。
異世界転生漫画の代表作
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転生したらスライムだった件(漫画)
(引用元: Amazon)
異世界転生もの・なろう系で有名な作品には、異世界に召喚された偉人たちが戦う『ドリフターズ』(2009年)や「転スラ」の愛称でも親しまれる『転生したらスライムだった件』(2015年)、エリートサラリーマンが幼女に転生して戦う『幼女戦記』(2016年)などが挙げられ、このほかにも、面白い作品がたくさんあります。
中毒性のある作品
異世界作品の火付け役となったのは、間違いなくこの転スラです。
元々異世界作品には、人間世界では一般人だった人が異世界に転生したら最強の能力を身につける作風がほとんどですが、転スラに関しては転生したのがスライムという下等種族にも関わらず世界を変えるほどの力を徐々に身につけていくという共感性が中毒になってしまいます。
ミシカさん
1位(100点)の評価
スライムなのに強すぎる
死んだと思って目が覚めたらスライムだった、というストーリー。
弱そうと思って読み進めていくと、スライムの順応が高過ぎて面白くなっていった。
何でも取り込んで自分のものにし、自分の技にしていって、動物を従え街を治めていくところが本当に面白い。
さをりさん
1位(100点)の評価
スライムが可愛い!
有名な作品なので語るまでもないのかもしれませんが、転生したらスライム!っていう着眼点がまず面白いですよね。
普通強そうなハンターとか、魔法使いなのにまさかのスライム!
でもこのスライムがすごく強スキルを持っているというのがポイントで、それゆえにストーリーがテンポよく進むのですごく見やすいです。
みぃさん
3位(75点)の評価