みんなのランキング

ゆうさんさんの「イタリア映画ランキング」

12 6
更新日: 2020/11/01
ゆうさん

『BUONO! ITALIA』編集長

ゆうさん

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

1海の上のピアニスト

海の上のピアニスト

引用元: Amazon

『海の上のピアニスト』(うみのうえのピアニスト、伊: La leggenda del pianista sull'oceano、英: The Legend of 1900) は、1998年のイタリア映画。ジュゼッペ・トルナトーレ監督、ティム・ロス主演作品。豪華客船の中で生まれ、生涯船を降りることのなかったピアニストの物語。

作曲家エンニオ・モリコーネの世界を楽しんで!

ジュゼッペ・トルナトーレ監督&エンニオ・モリコーネの最強タッグ。
海の上で生まれ、最期まで陸に下りることがなかった伝説のピアニスト、ナインティーンハンドレッド(イタリア語:ノヴェチェント)の生涯を描いた傑作。

なぜ、彼は海に降りることなく生涯を終えたのか...。彼の独白を聞くラストでは、きっと相棒マックスと一緒に涙しているはずです。

脚本より先に音楽を完成させた、というほど音楽が重要な意味を持つ作品。聴くだけで涙してしまうシーンがたくさんあります。

2ニュー・シネマ・パラダイス(映画)

ニュー・シネマ・パラダイス(映画)

引用元: Amazon

制作年1988年
上映時間155分
監督ジュゼッペ・トルナトーレ
メインキャストフィリップ・ノワレ(アルフレード)、ジャック・ペラン(サルヴァトーレ)、サルヴァトーレ・カシオ(トト)、マルコ・レオナルディ(サルヴァトーレ青年期)、アニェーゼ・ナーノ(エレナ)ほか
主題歌・挿入歌Cinema Paradiso / エンニオ・モリコーネ、アンドレア・モリコーネ
公式サイト-
動画配信サービスU-NEXT:配信中
Amazon Prime Video:配信中
Netflix:配信中
Hulu:なし

親子以上に深い、トトとアルフレードの絆と愛

ローマで映画監督として成功したトト(サルヴァトーレ)は、シチリアの小さな村の出身。ある日、トトは、幼少期より親しくしていた映画技師であるアルフレードの訃報を受け、数十年ぶりに村に帰ってくる...。

過去を振り返る形で描かれる、トトとアルフレードの親子以上の深い絆・愛が涙を誘います。
この映画を語る上で欠かせないのが、エンリオ・モリコーネによる音楽の世界。シチリアののどかな風景と相まって、誰の心にもあるノスタルジックな感情を揺さぶります。

アカデミー賞外国語作品も受賞し、イタリア映画をまさしく代表する最高傑作です。

LOROの裏にある意味に注目してみて

「美しい映像美」にかけてはイタリア随一の監督、パオロ・ソレンティーノが一貫して扱うテーマは「人間の老い」。
今作では、日本でも皆が知っている政治家シルヴィオ・ベルルスコーニにスポットライトを当て、彼の内面には一体何があるのかを明らかにしようとしています。


LOROとは、イタリア語で「彼ら/彼女ら」という意味。果たして今作におけるLOROは、誰のことを指しているのでしょうか?
そして、イタリアという国は一体誰のものなのでしょうか?ベルルスコーニ?欲望に駆られ堕落した人?それとも国民...?
そんなことを考えながら観て欲しい作品です。

4いつだってやめられる 7人の危ない教授たち

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち

引用元: Amazon

制作年2014年
上映時間105分
監督シドニー・シビリア
メインキャストエドアルド・レオ(ピエトロ・ズィンニ)、ヴァレリア・ソラリーノ(ジュリア)、ステファノ・フレージ(アルベルト・ペトレッリ)、ヴァレリオ・アプレア(マッティア・アルジェリ)、パオロ・カラブレージ(アルトゥーロ・フランティーニ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

爆笑必死!ハラハラドキドキなクライムコメディ

現代イタリア映画で笑いたいなら、まずはこの作品。
優秀な教授にもかかわらず、予算削減の煽りを受けてローマ大学をクビになってしまった主人公ピエトロは、同じ境遇の仲間を集め、なんと合法ドラッグを作って売りさばく!

その中でマフィアが絡んだり、ピエトロの妻が誘拐されたりと大騒ぎなのですが、慣れない犯罪に手を染めた教授たちがドタバタしながら何とか頑張る様子が痛快。
コメディの中にしっかりと社会風刺も入っており、ストーリーもしっかりしていて楽しめます。

気に入った方は、続編もあるのでそちらも!

5おとなの事情(映画)

おとなの事情(映画)

引用元: Amazon

『おとなの事情』(おとなのじじょう、Perfetti sconosciuti)は2016年のイタリアのコメディ映画。 監督はパオロ・ジェノヴェーゼ、出演はカシア・スムトゥニアクとアルバ・ロルヴァケルなど。 7人の男女が集まった食事会で、スマートフォンの通話やメールの履歴をさらけ出すゲームをきっかけに、夫婦や友人間にさまざまな疑惑が巻き起こっていく様を描いたワンシチュエーションコメディ。

どんな人にも"秘密"はある

久々に集まった7人の親友たち。特に男4人は学生時代からの大親友。
そんな彼らが、始めたゲームは「お互いのスマホを表にして置き、届いたメール、メッセージ、電話を全て見せ合い、公開する」というもの。

和気あいあいと始まったゲームは、人間の闇に迫るようなおどろおどろしい様相を呈し始める...。
どんな人にも秘密はあるし、夫婦、恋人、親友であっても決して知られたくないことはある。
この話は夢なのか現実なのか?そんなことを考えてしまいます。

エドアルド・レオ、マルコ・ジャッリーニなどイタリア映画を代表する俳優の名演にも注目です。

大爆笑必至!左遷されるケッコはどこへ行く(笑)

イタリア随一の安定した仕事・公務員として働くケッコは、構造改革のリストラでクビになりそうだった。
しかし!退職金の上乗せも断りつづけるケッコは、目の敵にされ、左遷され続け、ついには北極まで来てしまう!

何としても公務員という職を手放さないケッコのイタリア人らしさとそのしがみつきっぷりが面白い(笑)
とにかく2時間笑いたい人向けの作品です。

あとがき

私が大好きなイタリア映画をランキングにしてみました!独断と偏見でしたが、読んでいただきありがとうございます。

イタリア映画はまだまだ認知されていませんが、まずはこういった作品から楽しんでみてはいかがでしょうか?


ちなみに「BUONO! ITALIA」のサイトとSNSでは、イタリアのあらゆる情報を発信しています。
たくさんのメンバーが魅力を紹介していますので、是非遊びに来てくださいね!

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる

エンタメの新着記事

おすすめのランキング

あわせて読みたいランキング