臨場感ある映像が特徴の西部劇「マカロニ・ウェスタン」や、ハードボイルドなマフィア映画など、さまざまなジャンルが存在する「イタリア映画」。今回は、みんなの人気投票で「絶対に観るべきイタリア映画ランキング」を作ります!戦争時代を映した有名なあの作品は何位にランクインするのでしょうか?歴代の名作から最新作まで、イタリア制作のものならすべてOK。あなたがおすすめしたいイタリア映画をぜひ教えてくださいね!
最終更新日: 2020/11/01
このお題は投票により総合ランキングが決定
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このランキングでは、イタリアで製作されたすべての映画作品が投票対象です。また、ジャンル問わず投票OK!なお、有名な『ゴットファーザー』といった作品はイタリア生まれのマフィアが主人公ですが、アメリカ制作のためランキング対象外となります。
ランキングの順位は、気軽に参加可能な3つのボタンによる投票と、自分の順位を決めて公開・投票するマイランキングの合計ポイントで決定します。マイランキングの方がポイントは高く、順位に及ぼす影響は大きくなります。
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1位ニュー・シネマ・パラダイス
2位ライフ・イズ・ビューティフル
3位道(1954)
4位ひまわり(1970)
5位いつだってやめられる 7人の危ない教授たち
1位ニュー・シネマ・パラダイス
2位ライフ・イズ・ビューティフル
3位道(1954)
4位ひまわり(1970)
5位いつだってやめられる 7人の危ない教授たち
条件による絞り込み:なし
涙は尽きず
泣いて泣いて、今作を観た次の日は目を腫らしたまま出勤したのを覚えています。
グイドがつき続けた嘘は正しかったのか分からないけど、息子を不安にさせまいとする愛以外での何物でもなかったのではないでしょうか。思い出しただけでも、涙ぐんでしまいます。
あまりにも残酷なホロコーストのなかに、爽やかな夫婦の愛と父の逞しさ…。一生忘れることが出来ない作品のひとつです。
現代のチャップリンが描く苦境の中の笑い。
カンヌ国際映画祭グランプリ、アカデミー賞3部門受賞など数々の栄冠に輝いた90年代イタリア映画の代表作です。ユダヤ人強制収容所での親子の生活を描きながら、人間がいかなる苦境にあってもユーモアを忘れず明るく振る舞わなければならないのだと言うことを教えてくれます。自ら監督・脚本・主演をこなしたジュゼッペ・トルナトーレはまさに現代のチャップリンと言っても過言ではないでしょう。
イタリア映画最高傑作『La vita è bella』
主役の天才・Roberto Begniniの演技力が全てである当映画。
コメディ色が強く気軽に楽しめる反面、ユダヤの収容など取り扱っているテーマはとても重い。
劇中で子どもがお母さんに語りかけるシーンは必見。
あの喜びに満ちた声質を大人が再現するのは不可能です。
また、残虐な行為が行わるタイミングで、あえてBegniniはおどけて見せることがあります。
シリアスになりすぎず、素人にも取っつきやすい。
全ての調和が上手く取れている映画です。
人生は素晴らしいもの、そんなシンプルなことに改めて気付かせてくれる素晴らしい映画でしょう。
最後の背中が…。
金で買った妻・ジェルソミーナに対する主人公ザンパノの言動のむごさに、見ている方も非常につらくなるのですが、少しだけ垣間見える両者の本心が、時に温かい時もあって…。
最後に海で声をあげて泣くザンパノ。とても哀れなんだけど、失敗を重ねてきた自分も彼に共感ができる気がして、作品を鑑賞して何年も経過していますが、あの背中が脳裏から離れません。
ネオリアリスモの代表作。現代でもその古さを感じさせない普遍性を持つ作品です。
イタリア最高の映画監督の一人であるフェデリコ・フェリーニの代表作であり、ネオリアリスモに属する一作でもあります。まだ貧しかった時代のイタリアを舞台に、知的障害のある女性と粗暴な旅芸人の人生が語られます。まさにイタリア映画らしい庶民的な哀愁に満ちた傑作といえるでしょう。特に、物語中盤で語られる「そこら中に落ちている石でもなにかの役には立っている」というセリフは、苦境の中で虚しく人生を終えていくジェルソミーナの境涯とともに、涙を誘わずにいられません。
一面のひまわりがせつない
出征した夫を待ち続ける妻。
しかし戦争が終わっても夫は帰ってこない。
そして夫を探し当てた妻が見たものは…
列車での再会、何も言わず列車に飛び乗り嗚咽するソフィア・ローレンの姿が本当につらくて…
一面に咲く黄色いひまわりがせつなく胸に迫る名作。
爆笑必死!ハラハラドキドキなクライムコメディ
現代イタリア映画で笑いたいなら、まずはこの作品。
優秀な教授にもかかわらず、予算削減の煽りを受けてローマ大学をクビになってしまった主人公ピエトロは、同じ境遇の仲間を集め、なんと合法ドラッグを作って売りさばく!
その中でマフィアが絡んだり、ピエトロの妻が誘拐されたりと大騒ぎなのですが、慣れない犯罪に手を染めた教授たちがドタバタしながら何とか頑張る様子が痛快。
コメディの中にしっかりと社会風刺も入っており、ストーリーもしっかりしていて楽しめます。
気に入った方は、続編もあるのでそちらも!
引用元: Amazon
制作年 | 2017年 |
---|---|
上映時間 | 132分 |
原作 | アンドレ・アシマン『Call Me by Your Name』 |
監督 | ルカ・グァダニーノ |
脚本 | ジェームズ・アイヴォリー |
製作 | ルカ・グァダニーノ、エミリー・ジョルジュ、ジェームズ・アイヴォリー、マルコ・モラビート、ピーター・スピアーズ、ハワード・ローゼンマン、ホドリゴ・テイシェイラ |
製作総指揮 | - |
メインキャスト | ティモシー・シャラメ(エリオ・パールマン)、アーミー・ハマー(オリヴァー )、マイケル・スタールバーグ(Mr.パールマン)、アミラ・カサール(アネラ・パールマン)、エステール・ガレル(マルシア)ほか |
主題歌 | スフィアン・スティーヴンスの『Mystery of Love』 |
公式サイト | http://cmbyn-movie.jp/ |
恋をする喜びとせつなさ
美しい北イタリアの避暑地で出会った美しい2人の青年。
そして禁断の恋に落ちた2人。
お互いの名前でお互いを呼び合うその姿には恋をする喜びとせつなさがあふれていて、見ているだけで苦しくて胸がいっぱいに…
人間、やればできる。『Si puo fare』
タイトルがそのまま「やればできる」という意味を持つ当映画。
障がい者施設を舞台に、薬依存での治療はやめて社会で働かせた方が効果があるのではないかという流れで展開していきます。
当然さまざまな困難が立ちはだかりますが、それを乗り越えていく主人公の生きざまを見ると、自分も頑張らなければと思えます。
どんな人にも"秘密"はある
久々に集まった7人の親友たち。特に男4人は学生時代からの大親友。
そんな彼らが、始めたゲームは「お互いのスマホを表にして置き、届いたメール、メッセージ、電話を全て見せ合い、公開する」というもの。
和気あいあいと始まったゲームは、人間の闇に迫るようなおどろおどろしい様相を呈し始める...。
どんな人にも秘密はあるし、夫婦、恋人、親友であっても決して知られたくないことはある。
この話は夢なのか現実なのか?そんなことを考えてしまいます。
エドアルド・レオ、マルコ・ジャッリーニなどイタリア映画を代表する俳優の名演にも注目です。
作曲家エンニオ・モリコーネの世界を楽しんで!
ジュゼッペ・トルナトーレ監督&エンニオ・モリコーネの最強タッグ。
海の上で生まれ、最期まで陸に下りることがなかった伝説のピアニスト、ナインティーンハンドレッド(イタリア語:ノヴェチェント)の生涯を描いた傑作。
なぜ、彼は海に降りることなく生涯を終えたのか...。彼の独白を聞くラストでは、きっと相棒マックスと一緒に涙しているはずです。
脚本より先に音楽を完成させた、というほど音楽が重要な意味を持つ作品。聴くだけで涙してしまうシーンがたくさんあります。
あの男がだらけきった現代に解き放たれる
巧みな話術とカリスマによってかつてイタリア全土を掌握した独裁者・ムッソリーニが、70年余りの時を越えて現代に蘇る衝撃作です。流されやすいメディアや大衆の心理を巧みに捉えていて、再び時代が戦争へと向かっていくような不吉な予感に満ち溢れていました。
ネオリアリズモ!
オールロケのネオレアリズモアの代表作!俳優は皆んな素人なんです。内容も本当にタイトルそのまま。だけど愛があるんです! 涙が止まりません。これがこの時代のリアルなイタリアの庶民なのでしょう。脚色されてない素晴らしさが際立つ名作です。
人生は甘くない
人生って甘くないんだ、イタリアに行けば何でも解決するわけじゃなないんだ。と現実に戻って頂くためにランクイン。
短いしある意味凄くミニマムなお話なんだけど、人生と切なさが詰まった名作。
本当に短いから見てほしい。
イタリアっぽさしかない映画
知らない人も多いけど、日本でヒットしたイタリア映画でも屈指の作品。
シャバダバシャバダバという曲は誰でも聞いたことあるはずです。
お洒落な雰囲気と軽妙なセリフ。そしてキッチュな衣装の数々。
イタリアに夢見ること必至の作品です。
女の友情
とっても美しい映画。
心を病んだ女性たちが社会復帰するのを助ける為の施設に入所している真逆なタイプの女性2人の友情物語。
初めはシリアスなストーリーかと思ったけどユーモアたっぷりな展開でとても素敵。
美しい少年と側にある死
巨匠ルキノビスコンティの美しすぎる映画。簡単に言うと、有名な年老いた作曲家が、美しすぎる少年に心を奪われて行き、やがて死を迎える映画なのですが、この映画を観て、年老いた作曲家の気持ちが分からない人は、居ないのではないのでしょうか?
人生は祭りだ! 共に生きよう!
イタリア映画の巨匠フェディリコ・フェリーニの代表作!フェリーニ自身を投影してる作品とも言われていますが、彼が映像の魔術師と言われる由来がよく分かります。そしてフェリーニにはマストロヤンニとニーノロータ、この二人が居て、素晴らしい映画に魔法がかかるのですね!
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アカデミー賞外国語作品も受賞し、イタリア映画をまさしく代表する最高傑作です。
『BUONO! ITALIA』編集長
名作中の名作
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イタリア映画といえばこれは外せません。
子どもをメインに起用することで、より一層純粋な「好き」という気持ちが伝わってくる映画です。
相手役にシブいおじさんを設定することで温かいコミュニケーションなんかも生まれて、観る世代によって感じ方が変わる映画の代表だと思います。
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まさに映画好きによる映画好きのための映画です。貧しい村に生まれたサルヴァトーレ少年と無学な映写技師のアルフレードとの関係を主軸に、人生の獲得と喪失という誰もが共感できる主題を展開していきます。特に最後の、エンニオ・モリコーネ名曲に乗せて語られる映画館での場面は、映画界の歴史に残る名場面として、後の多くの監督たちにオマージュされています。