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1位ALWAYS 三丁目の夕日
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 東京の下町に住む鈴木家に、集団就職のために上京してきた、六子(むつこ)が住み込むことになる。大企業を期待していた六子は、小さくて古臭い下町工場の「鈴木オート」に内心ガッカリしていた。そんな六子だったが、時間を重ねるごとに鈴木家のみんなと仲良くなり、一家になじんでいく。一方、向かいにある駄菓子屋の主人で、売れない作家の芥川竜之介は、居酒屋の美人店主・石崎ヒロミから親に捨てられた少年・淳之介を押しつけられ、面倒を見ることに。次第に距離を縮めていく芥川と淳之介だったが、そこに本当の父親が現れる。昭和33年を舞台に、心温まるエピソード満載の感動作が幕を開ける。 |
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制作年 | 2005年 |
上映時間 | 133分 |
監督 | 山崎貴 |
メインキャスト | 吉岡秀隆(茶川竜之介)、堤真一(鈴木則文)、小雪(石崎ヒロミ)、堀北真希(星野六子)、薬師丸ひろ子(鈴木トモエ)ほか |
主題歌・挿入歌 | ALWAYS / D-51 |
公式サイト | - |
深いテーマなのに爽やか。
タブー視されがちなテーマでありながらメッセージ性も読み解きやすく、疲れないどころかエンターテイメント性もあり、それでいて爽やかに感じる不思議。死そのものではなく、それを見送る人たちを描いた映画。故人に対する敬意はいかにも日本的。山形の広大で静かなロケーションや程よい土着性が生む非現実性が、いかにもないやらしさを軽減してくれています。
3位虹の女神 Rainbow Song
引用元: Amazon
バッドエンドなのに、なぜか報われた気持ちに。
いきなりバッドエンドから始めつつ時間軸を交差させていくいかにも癖の強い岩井俊二監督らしいトリッキーな構成や、女子中高生たちから絶大な支持を受ける作家・桜井亜美原案ということでティーンズ向けのラブストーリーかと思いきや、不覚にも感動してしまいました。相田翔子のくだりや 一見無駄な大学生活の描写も主人公たちのもどかしい関係性を演出しているし、それまでの過程がずっともどかしいからこそ最後のメッセージで二人の気持ちが繋がった瞬間、なぜか報われた気持ちになった。演技派揃いではあるけれど、脇役勢も素晴らしい。穏やかな役から任侠まで、娘の死でどうにか感情を保とうと振る舞う小日向さんの演技が特に見事。相田翔子はおっかないし、酒井若菜も見くびっていました。種ともこも最高。
自分を奮い立たせてくれる。
携帯電話もインターネットも無く今よりもずっと不便なはずなのに、クリエイティブでエネルギッシュなこの時代で青春時代を過ごした人を羨ましいと感じた。人間の豊かさというのはテクノロジーだけで測れるものではないことを実感。見終わった後で単純に当時に憧れ思いを馳せるのではなく、私は私なりにこの時代を豊かにしていかねばと奮い立たせてくれる映画でした。きっとその時代ごとの良さがあるんだと思う。今も昔も。