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俺は人間をやめる・・・の人さんの「ジョジョキャラランキング」

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更新日: 2022/12/25

俺は人間をやめる・・・の人

ランキング結果

「だが断る。この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは……自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ……」

第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物。1979年、M県S市生まれ。年齢は20歳(4部当時)。血液型はB型。数々の名言を残しており、スピンオフ作品では主人公になるなどジョジョ主人公勢・ボスキャラ勢の次に有名なキャラクターだと言う声も多い。

売れっ子の漫画家であり、代表作は、1995年から連載中の週刊少年ジャンプに作品『ピンクダークの少年』。(四部本編では三部連載中、ライトノベル『Thebook』では四部開始直前、『岸辺露伴は動かない」のドラマ版及び、『JORGE JOESTAR』によると八部連載中らしく長期連載漫画であることが窺える)
漫画原稿を下書きなしで上から順に描け、時が加速した世界でもインクが乾く前に絵が描けるほどの速筆。
そのため、19ページの漫画をアシスタント無しで4日(カラーでも5日)で描き上げることが出来る。
調子がいいときは一晩で19ページ描き上げた。しかし、あまり書き溜めると「編集部に安っぽく見られる」という理由から、週の残りの日は旅行などをして遊んでいる。

名前のモチーフは文豪の幸田露伴から(『露』ははかなきものという意味で、『伴』はともにすごすという意味から。また、岸辺は地名か何かからとったが深い意味はないらしい)。

人物
性格
漫画家としては人気はあるが、大人気(おとなげ)はない。
非常に負けん気が強い性格…というより、かなりの負けず嫌いで、やられたことは根に持つタイプ。
どうしてもじゃんけんをしてくれと頼む子どもを相手に真剣なジャンケンをしたり、どうしても背中を見られたくない建築士の男を罠にハメて背中を見てやったりする。
「相手をいかにして打ち負かすか」を重要視しており、それを自分の利益よりも優先する。その傾向は仗助とのチンチロリン勝負や、ハイウェイ・スター戦にて顕著に現れており、中でも後者において彼が敵に捕まった際「仲間を罠に陥れれば、お前の命だけは助けてやる」という敵の誘惑に対して言い放った「だが断る」というセリフ(上記全文)は彼の性格を象徴していて頻繁にネタとしても引用される。

また、漫画にリアリティを求めており、新しい事や物珍しい事は自ら体当たりで実行するとんでもない性格。家で蜘蛛を見つけた時は解剖して内臓などの配置を確かめた上、嘗めて味を確認したり、実際にボコボコに殴られたことを自身の経験として活かし、漫画を描く。
自身のスタンド能力を使って、他人の経験をネタとして拝借したこともあった。

初対面の相手に対して能力をいきなり使ったり、プライバシーに関わる所まで読もうとする、ジャンケンに負けた子供に対して高笑いをしながら蹴るなど、かなりの変人の域である。
漫画の執筆に関しては、プロ意識の一環と強引に解釈することもできなくはないが、漫画の為なら他人を犠牲にすることも厭わないという点では、かなり自己中心的で身勝手な性格といえる。
ただ、彼は強力な洗脳能力でもある自身のスタンドを(初登場時、漫画のために康一を追い詰めた一件以外)悪用したことは一度もなく、更にはイタズラや対等な勝負事において(不正を暴く側であっても)ヘブンズ・ドアーを使うことも好まない。
最終的には仗助たちに協力して敵スタンド使いとの戦いに身を投じていくことになるなど、善人とは言えないが悪人とも言えない、倫理ではなく自らの定める基準に対して極めて誠実な、つまりは自己中心的な変人であると同時に律義で義理堅い性格をしていると言える。

ドラマ版では、原作以上に良くも悪くも好奇心旺盛な性格の持ち主として描かれており、『ザ・ラン』では安易に関わってはいけない存在と接触してしまったことを後悔しつつ、尚も湧き上げてくる好奇心を抑えきれかのような複雑な反応を見せたことも。
また、『六壁坂』では原作同様妖怪に関する取材のために土地を購入して破産してしまうのだが、その土地にかなり深い事情が絡んでいるらしいことがわかると、「破産した甲斐があった」と満足げに呟くなど、目的のためには手段を択ばない狂気染みた一面も見せている。…というか、第1話の『富豪村』の時点で漫画の執筆の参考にしようと自宅に忍び込んできた泥棒を軟禁する等しており、見方によっては変人を通り越してかなりの危険人物であるとも言える。
また、基本的に原作同様付き合い嫌いだが、様子のおかしい同業者のことをなんだかんだ言いながらも気にかけたり、気分次第では子どものファンにサインを求められると快くこれに応じたり(本人曰く「SPECIAL THANKSだ」とのこと)と、やや丸くなっている部分も見受けられる。

外見
タマゴのカラに見える何かはヘアバンドである。
漫画家だからか、ペン先をあしらったデザインのファッションをしていることが多く、本編では頻繁に服装が変わっている。また、何気にへそ出しファッションが多いのも特徴。
人間関係
基本的に人間嫌いで他人と関わりあう事を避け、そのために漫画家という仕事を選んだ。アシスタントを雇わないのもそのためである。しかし、漫画を描く動機そのものは金やちやほやされるためではなく、あくまでも「読んでもらうため」。それ以外はどうでもいい。

東方仗助や虹村億泰らと協力する事もあるが、あまり好意的ではない。
一度ボコボコにされた経験からか、特に仗助を嫌っている(この件に関しては間田に誘われる形で訪ねてきた康一を漫画のネタに使いたいあまりに彼に危害を加えた露伴の方に非があり、康一を助けるために駆けつけた仗助にボコボコされたというだけなので逆恨みとしか言いようがないだろう)。チンチロリンで対決した際には仗助のイカサマを見抜けない自分が許せず、自身の小指を切断寸前にまで傷つけておきながら、クレイジー・Dで治そうとする仗助の申し出を拒否した。勝負の最中に自宅が火事になったにも関わらず仗助のイカサマを見抜く事を優先しようとしたため、恐れをなした仗助に勝負を逃げられるほど(どさくさに紛れて小指は治される)。
仗助の母・朋子とは本編での共演は無かったものの、彼女が息子の預金口座を凍結した為に、結果的に露伴の家が焼ける羽目になった騒ぎの間接的な遠因になっているが、露伴は知る由もない。また、『TheBook』では蓮見琢馬の凶行で死にかけた朋子を助けている。

一方で広瀬康一を気に入っており、唯一頼れる人間とも考えている。
初めこそ康一を利用しようと考えていたが、仗助と戦った後は康一を利用する事はなくなった。
その後は漫画家としての取材に同行してくれるよう康一に依頼したり、康一が海外へ行く際にヘブンズ・ドアーの能力を使ってイタリア語を話せるようにするなど積極的に人間関係を築こうとしている。
康一も露伴に対し苦手意識や警戒心を捨てたわけではないが、露伴が敵スタンド『チープ・トリック』に襲われた際に彼を助けるなど協力する事が多い。康一の母からも「息子の知り合いの有名な漫画家の先生」と認識されているようで、顔を合わせた際は感激されている。

ドラマ版では担当編集者の泉京香を事実上のバディ(相棒)としている。
無神経で少々空気の読めないところのある彼女とは衝突することも多いが、彼女の齎した何気ない情報が事態打開のきっかけになったこともあり、露伴もなんだかんだ言いながらも根っこの部分では彼女のことを信頼してはいる模様。

過去
本人は忘れてしまっていたが、4歳のときに吉良吉影による初めての殺人事件に巻き込まれている。
事件当日、杉本家に一晩だけ泊まっていた露伴は杉本鈴美によって助けられたが、杉本家の人間は皆殺しにされた。
その後15年間、杉本鈴美は地縛霊となり事件の犯人を探し出してくれる人を探していた。露伴と康一は杉本鈴美と対話する事が出来た初めての人物であり、露伴は彼女の墓を訪れた際に寺の住職から詳細を聞いて彼女との関係を思い出し、事件の真相を追うべく調査を開始する。

スタンド 『ヘブンズ・ドアー(天国への扉)』
人の人生・記憶を本のようにして読んだり、書き換えることが出来る能力を持つスタンド。
詳しくは該当記事を参照。

荒木飛呂彦との関係
「実はこれ荒木飛呂彦(作者)本人なんじゃあないのォ?」などとファンの間でしばしば言われるが、「荒木先生にとっての漫画家の理想像」を具現化したのが、この岸辺露伴というキャラクターとの事。このため、荒木先生は初見の人に「岸辺露伴のようなエキセントリックな人物なのではないか」と身構えられてしまう事が多くなってしまったそうである。

露伴のようにアシスタント無しとまでとはいかないが、荒木飛呂彦氏が、原稿を落とした(期日に遅れた)事が無く、露伴のように、5日ほどで週間連載をしていたのは、『JOJOVELLER』に公開されていた、氏の週間予定表からもその通りである。さすがに残りの日を遊んで過ごしていたというわけではないようだが、漫画家として速筆なのは、露伴と同じだったようだ。

週刊少年ジャンプの連載作家陣が投稿作品を論評する「ホップ☆ステップ賞」では、なんと岸辺露伴先生が担当した回がある(第103回)。心を折るレベルの厳しい論評をズバスバするのだが、特別ゲストである露伴先生の友人である荒木先生が「露伴君はああ言っているけど僕はなかなかいいと思うよ」って感じで投稿者を激励するフォローをしてくれるという構成。
もちろん実際は露伴の厳しい論評も荒木先生の手によるものなのだが、事情を知らない人がこれだけ見ると荒木先生がすごい優しい人のように見える。ちょっとずるい。

ちなみに、『オールスターバトル』のPVでも、億泰が「露伴先生って誰かに似てんだよなぁ…」とつぶやくシーンが挿入されている。また、スピンオフ『ルーヴルへ行く』では、虹村億泰が「露伴先生がモナリザに似ている」といった旨の事を話しているが、荒木氏もモナリザに似ている。

余談
『岸辺露伴は動かない』シリーズ - ジョジョの奇妙な冒険シリーズのスピンオフ作品として、露伴を主人公(語り手)とした物語(詳しくは該当記事参照)。
他には「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」「岸辺露伴 グッチへ行く」がある。(「~ルーブルへ行く」は本家の企画としてすでに単行本がだされている。)
テレビアニメ版では、登場したのは14話からだが、第1話の終盤で、コンビニ強盗事件を見物する野次馬たちの中に露伴と思われる人影がさりげなく映りこんでいるシーンがあるほか、13話でも喫茶店で(姿は映っていないものの)担当者に原稿を渡しているシーンがある。
岸辺露伴が初登場時した時の顔が異様に怖く、一部で話題になることがある。アニメ版ではあろうことかそのまま提供画面に移り変わりお茶の間に笑いを提供した。(それ以外にも『だが断る』などアニメ版では露伴の提供回は多い。)
『武装錬金』の武藤カズキは露伴の大ファンらしく(作者の和月伸宏氏もジョジョファン)、彼が似顔絵を書いたときは露伴風(というか第3部ぐらいまでの頃の荒木氏風)だったのだが、このネタに応えた設定なのか露伴も『るろうに剣心』の単行本を全巻所持していたことがあるという。

演者
神谷浩史(オールスターバトル、アイズオブヘブン)
櫻井孝宏(TVアニメ、OVA版『岸辺露伴は動かない』ゲーム版黄金の旋風にてブローノ・ブチャラティを演じていた。)
高橋一生(『岸辺露伴は動かない』実写ドラマ)

まさかの……

変わり者揃いの名探偵の中でも異色中の異色、岸辺露伴を紹介しよう!

少年サンデー連載のマンガ名探偵コナンの単行本における「青山剛昌の名探偵図鑑」101にまさかの登場。これは世界中のあらゆる作品に登場する名探偵を解説していくコーナーだが、現役で連載中の少年マンガ、しかも他社の作品の人物を上げることはかなり珍しいケースである。一応、過去には古典部シリーズの折木奉太郎や薬屋のひとりごとの猫猫など現代に描かれアニメ化やメディア展開されている小説作品のキャラもいたが。

絵柄は青山先生と原作者の荒木飛呂彦先生のそれを足して割ったようなものになっている。

シィィィザーーーーーーーーーーァァァァッ

第2部「戦闘潮流」に登場する波紋使いの青年。1918年5月13日生まれの20歳、イタリア人。
第1部「ファントムブラッド」に登場したウィル・A・ツェペリ男爵の孫。父はマリオ・ツェペリ。祖父のシルクハットを所持している。
主人公ジョセフ・ジョースターの戦友であり相棒。シーザーもまた一族にわたる宿命を背負っており、ジョセフと共に柱の男達に立ち向かっていく。

人物
初登場時には歯が浮くようなキザな言葉で女性を口説くナンパ男だったが、根は真面目で正義感と責任感の強い好青年である。ツェペリ家の人間であることを誇りに思っており、それを侮辱する者には容赦しない。
また、波紋法の師であるリサリサのことを実の母のように慕っており、リサリサに無礼な態度を取るジョセフに突っかかるというシーンが何度か見られた。

軽い性格のジョセフとは当初はソリがまったく合わず、波紋を使ってのぶつかり合いまでやっている。しかし、ワムウとの最初の戦闘において、ジョセフが自身を囮にスピードワゴンと自分を助けようとしたことを機に彼を見直すようになる。その後、リサリサの下での厳しい修行を通して無二の親友となり、息の合ったコンビネーションを披露する場面が多くなっていった。(最終的にはシュトロハイムが驚くほど息が合ったコンビネーションを見せるようになる。)

略歴
過去
幼いころ、シーザーは父・マリオと兄妹達と共に幸せな生活を送っていた。
(母親はすでに他界しており父子家庭であった)
しかしある日、マリオは家族に何も告げずに突然姿を消してしまう。最初こそ父親の友人や近所の人達に優しく世話されていたが、生活費として残していった資金も悪い親戚に騙し取られ、シーザーは環境の悪い孤児院に入れられ他の兄妹たちも離れ離れにされてしまう。

この経緯からシーザーは父を憎むようになり、その性格も荒れていった。後に孤児院を脱走し、ローマの貧民街でケンカと犯罪に明け暮れ、放火や強盗も含め「やってない犯罪は殺人だけ」と称されるような青年期を過ごした。 この頃から本人に自覚はなかったが、波紋一点集中の拳一撃で相手を一ヶ月間昏睡状態に出来るほど波紋を使いこなしており周囲からは恐れられていた。

それからしばらく経ち、16歳になったシーザーは偶然コロッセオで父マリオの姿を発見する。
彼を殺そうと思いマリオを追跡したシーザーだったが、不用意に柱の男が眠る壁に触れてしまう。壁に吸収されそうになったところにマリオが割って入り、代わりに彼が柱の男に吸収されて死亡してしまう。このとき、マリオは助けた青年が自分の息子だと気づかぬまま死んでいったが、それだけに赤の他人さえも自らを犠牲にして助けた行為に感動したシーザーはツェペリ家の誇り高き精神を受け継いでいた。

この一件で、シーザーは父親が自分や家族を捨てたのではなく柱の男や吸血鬼との戦いに巻き込まないために自分達に何も告げずに去ったことを知ったことでそれまで父に対して抱いていた憎悪を捨て、父およびその血統を強く誇るようになる。そして、祖父と父の遺志とツェペリ家の誇り高き精神を継ぐことを決意し、父の遺言に従い波紋使いリサリサに師事するようになる。

ジョセフとの出会い

波紋使いとして実力をつけたシーザーは、柱の男を監視しているナチスに協力し、柱の男を滅ぼす手段を探っていた。

この頃に祖父からの因縁を持つジョセフと出会う。当初「ジョセフの祖父ジョナサンのせいで祖父ウィルが死んだ」と誤解していたシーザーはジョセフに対して馬鹿にした態度を取り、それに応じたジョセフとの間で喧嘩になる。その後、柱の男たちが眠る地下遺跡に行くと、既に柱の男たちが目覚めて活動を再開していた。得意のシャボンランチャーで攻撃するもののワムウにあっさりと返り討ちに合い、目蓋を切られてしまう。

この後でジョセフが自らを囮にしてシーザーとスピードワゴンを逃がそうとしたことでジョセフのことを見直し、共に柱の男たちと戦うことを心に誓い、自らの師であるリサリサとジョセフを引きあわせる。

リサリサによる地獄の特訓の中でジョセフとの友情を深め、親友以上の間柄となる。スージーQの救出・雪の断崖からの転落の場面などで息の合ったコンビネーションを見せるようになる。

ワムウとの死闘
カーズとワムウのアジトのホテルを目前にしてジョセフと意見が食い違い、危険を承知で単身ホテルへと乗り込む。そこでステルス能力を駆使してメッシーナを再起不能にしたワムウと交戦し、翻弄されるもシャボン玉による遠距離攻撃でワムウに確実なダメージを与え続ける(TVアニメ版では原作ではなかったホテル内でのシーザーとワムウによる風とシャボン玉の撃ち合いの描写が追加されている)。そしてシャボンレンズで太陽の光を反射させてワムウの動きを封じ、その隙に接近戦を仕掛け体に直接波紋を流し込もうとしたが、その際にできた影で一瞬だけ動けるようになったワムウに隙を突かれ、『神砂嵐』を至近距離からモロに受けてしまい、後一歩の所で力及ばず敗北。
「JOJOーー!!俺の最期の波紋だぜーー!!受けとってくれーーッ!!」

しかしそれでも尚立ち上がったシーザーは隙を突いてワムウから解毒剤入りのピアスを奪い取ることに成功し、最後の力を振り絞って自分の血に波紋を込めたシャボン玉を作り、その中にピアスをつけたバンダナを入れて飛ばし、力尽きて絶命。直後彼の遺体は崩れてきた瓦礫の下敷きとなった。彼もまた祖父ウィル・A・ツェペリがジョナサンを、父マリオ・ツェペリが自分を助けて死んだように、シーザーは戦友であるジョセフの為に自らの命を燃やし尽くしたのだ。
尚、落ちてきた瓦礫の形は、皮肉にも十字架のような形であった。

彼の死には親友であったジョセフはおろか、冷酷に振舞おうとしたリサリサですら悲しみの涙を流さずにはいられないほど衝撃を与えた(なお、ワムウ戦前に喧嘩をして以降はジョセフとシーザーは直接顔を合わせておらず、結果的に二人は最期まで仲直りすることができないまま別れることになってしまった)。
リサリサからシーザーの過去を聞き、ジョセフは共に戦う決意を決め、向かった矢先の悲劇だった。
ワムウも命を賭してジョセフに解毒剤を託そうとした彼の姿に敬意を表し、下記の言葉を言いつつ鮮血のシャボン玉を割らずに見逃している。

「俺はお前のことを永遠に記憶の片隅に留めておくであろう、シーザー。 シャボン玉のように華麗で儚き戦士(おとこ)よ」

シーザーの死亡シーンはジョジョ全体を通しても屈指の名場面として名高く、涙腺崩壊必至である。

「シィィザーーーーーァァァッ!!」

その後のジョセフvsワムウ戦において、ジョセフは鮮血のシャボンにピアスと共に入れられていた形見であるバンダナを身に着けて挑む。熾烈を極めるワムウとの死闘の最後の最期にジョセフはこのバンダナを利用してワムウを倒した。その時にジョセフは「俺にはシーザーという強い味方が最後までついていたのさ。」と言っている。

能力
シャボン玉を媒介とした波紋攻撃を得意とし、いつでもシャボン玉を出せるように衣服には石鹸水を仕込んでいる。ビショビショに濡れそうである。

シャボンバリアー
相手の体をシャボン玉で包み込む技。ジョセフと初対面した際の小競り合いで使用した(技名は『オールスターバトル』より)。
『オールスターバトル』ではハート・ヒート・アタックとしての扱いで、相手の体をシャボン玉で包み込んでから破裂させてダメージを与える。

シャボンランチャー
シャボン玉に波紋を込め、勢いよく発射する技。初使用はワムウ戦(初戦)。

シャボンカッター
波紋を込めたシャボン玉を高速回転させて円盤状にして発射する。祖父ツェペリ男爵の技・波紋カッターを参考にした技。シャボンカッターを地面スレスレの軌道で発射する「シャボンカッター・グライディン」という技も存在する。ワムウ戦(再戦)で使用。

シャボンレンズ
大量に発射したシャボンカッターを利用して太陽光を集め、相手に一点照射する技。
『オールスターバトル』ではグレート・ヒート・アタック(いわゆる最強必殺技)で、シャボンレンズで相手を取り囲み、集まった光をレーザー光線のようにして相手を攻撃するというものになっている。ワムウ戦(再戦)で使用。
「真っ黒に感光しろ!!」

余談
他のキャラと同様、ジョセフのことを「JOJO」と愛称で呼ぶ(初登場時は「ジョースター」。その次の回からは「ジョジョ」。柱の男たちとの初遭遇時あたりからJOJOとアルファベット呼びになった)。

シーザーはイタリア読みではチェーザレであるが作中では英語読み。
彼の祖父の名前も英語名のウィリアムの愛称形であるが、本来はイタリア語ではグッリェルモという名前になる筈。
第5部でも語られたように、本来イタリア人はJの発音を苦手としているはずだがイギリス人のリサリサの弟子であるためかスージーQ同様にJの発音に苦戦している様子はない。

ちなみに「マンマミヤ~」が口癖らしいが、作中では友人のマルクが結婚の約束をしたと聞いて「マンマミヤー」と言った一回きりで、後は初登場時に「ママミーヤ」と言ったくらいのため、本当に口癖なのかと言われると微妙なところ。

担当声優
佐藤拓也(TVアニメ版、オールスターバトル、アイズオブヘブン)

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