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1位モモ(ミヒャエル・エンデ)
引用元: Amazon
『モモ』(Momo)は、ドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学作品。1973年刊。1974年にドイツ児童文学賞を受賞した。各国で翻訳されている。特に日本では根強い人気があり、日本での発行部数は本国ドイツに次ぐ。 1986年に西ドイツ・イタリア制作により映画化された。映画にはエンデ自身が本人役で出演した。 日本では、1987年に女優・歌手の小泉今日子が朝日新聞のインタビュー記事で本作の大ファンであることを公言し、話題になった。
現代社会への痛快な一撃
時間を稼いでより豊かな生活を送るために我々が築き上げた現代社会のあり方を、モモという純真無垢な女の子を通して見つめ直し、多くの現代人が陥っている自己矛盾を暴いてくれる児童文学。なぜ子どもは学校に行って勉強しなければならないのか?なぜ大人は働いてばかりいるのか?など人生の根本的な疑問にぶつかったときにぜひ読ませたい作品。扱うテーマは大人向けではあるもののファンタジー要素も多く散りばめられており、児童文学としての傑作と言えます。