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xyztさんの「ライトノベルランキング」

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更新日: 2023/10/03

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ランキング結果

秀逸な入れ子構造

前半と後半でまったく別の物語になります。そして、序盤から未来、過去の話を織り込んで展開される、物語の入れ子構造がとても秀逸だと感じました。一体何を読まされているのか?と、なるけど、つながった時の爽快感はたまりません。異世界ものですが、世界観の設定はとても細かいところまで作り込まれていて、異世界の成り立ち、魔物、魔族の存在意義、人族と争い戦う理由など、およそすべての因果が明らかになります。キャラもとても魅力的で、ギャグあり、バトルあり、日常あり、と飽きさせません。最後に詰め込みすぎたおかげで、評価を落としている感がありますが、個人的にはあれはあれで良かった。続編を待っています。

2とある魔術の禁書目録(ライトノベル)

とある魔術の禁書目録(ライトノベル)

引用元: Amazon

『とある魔術の禁書目録』(とあるまじゅつのインデックス)は、鎌池和馬による日本のライトノベルシリーズ。また、それを原作・題材とした派生作品群。イラスト担当は灰村キヨタカ。 鎌池和馬のデビュー作にして出世作。SFやファンタジーの要素を取り入れ、超能力や兵器などオーバーテクノロジー尽くしの「科学サイド」と、聖書や魔術などのオカルト尽くしの「魔術サイド」という、相反する設定の2陣営が混在し対立するという世界観を描いたバトルアクション作品である。

魔術と科学が交差するとき、物語は始まる。

こんな世界観を考えた作者は天才的だと思います。メインストーリー(本編)の裏で動くサイドストーリー(スピンオフ作品)が絶妙に絡んできて、俯瞰すると奥行きの深い物語だと感じます。まだ未回収の伏線も多いので、どのように回収されるのか楽しみです。

傑作には違いない

ギャグが秀逸でキャラもみんな魅力的でとても面白いです。ただし、世界観の作り込みの甘さとか、ストーリー展開の平坦さなど、物語としては気になる点も多いです。ですが、日常系娯楽作品としてみれば傑作だと思います。

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