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障害者バスケと真正面から向き合った良作
ただ単に障害者バスケの面白い場面だけを描くのではなく、障害者となるまでのエピソードや障害者になってからの心情まで胸が痛くなるほど細かく描かれていて読了感が半端ない。知らない世界を知り、キャラクター達に思いをめぐらせ、そして障害者バスケに思わず熱中してしまうストーリー展開は唸るものがある。続刊が待ち遠しい。
井上雄彦先生の描く宮本武蔵など惚れるに決まっている
宮本武蔵を主人公に佐々木小次郎など剣士たちを描く歴史物。ストーリーが決まっている中でより面白く膨らませ、キャラクターを魅力的に描く井上先生の技術に惚れ惚れする。心理描写も多く描かれていて共感せずにはいられない。
究極のスポコン漫画
ストーリー展開もキャラクター設定も全て無駄がなく100点、いや120点のスポコン漫画。たくさんの漫画を読んできたけれどこれを超える作品に出逢えたことは無いくらい一度読むと没頭してしまう。特に桜木花道と流川楓の徐々にお互いを意識し合い認めあっていく関係性に胸が震える。なんの特殊な必殺技もないのにここまで熱くバスケットボールを描けるのは井上先生の天才的な画力ゆえだろう。