1分でわかる「田村正和」
唯一無二の存在感を放った俳優「田村正和」
田村正和は、1943年8月1日生まれ、京都府出身の俳優。2021年に惜しまれつつ逝去したが、その偉大な功績と唯一無二の存在感は、今もなお多くの人々の心に刻まれています。歌舞伎俳優・阪東妻三郎を父親に、俳優・田村高廣と田村亮を兄弟に持つ芸能一家に生まれ育ち、1961年に映画『永遠の人』で俳優デビューしました。その後、大学に通いながら数多くの映画やテレビドラマへ出演。1963年に出演したドラマ『花の生涯』からは、5年連続でNHK大河ドラマへの出演を果たすなど、俳優としてのキャリアを重ねます。
1972年には、時代劇『眠狂四郎』への出演でその人気に火がつき、見る者を惹きつける名俳優としての地位を確立。繊細かつ大胆な演技は多くの視聴者を魅了し、以降も数々のドラマ史に残る名作に出演し続けました。とりわけ、クセのある刑事を演じたドラマ『古畑任三郎』は、10年以上にわたってシリーズ化された、田村正和の代表作です。
素直になれない頑固オヤジ
田村正和さん演じる父親は、絵に描いたような亭主関白で、自分の意見が全て正しいという考えを持つ、これぞ昭和の父親と思ってしまうような役柄だった。そんな父親なので、家族も少しひねくれていて、素直になれば解決するような問題も、どんどんとこじれてややこしくなっていく展開が妙にリアルで面白かった。
でも最後には全員が問題を乗り越えて、温かい家庭になっていったので、ドラマを通して家族の大切さを改めて実感した。自分の中で、田村正和さんは真面目でお堅い方という印象が強かったため、ドラマの中で誰彼構わず暴言を吐いている姿や、若者から罵倒されるシーンが衝撃的だった。でも逆に、そういった人間らしいシーンが見れたからこそ、田村正和さんをより身近に感じることができたのだと思う。[続きを読む]
ゆっこ(゚∀゚)さん
1位(100点)の評価
田村正和さん演じる頑固な父親にじんわりと心を打たれる
田村正和さん演じるお父さんが家族やその周りの人たちの問題に首を突っ込んでいくところに毎回ハラハラさせられました。親父は堅物でちょっとめんどくさいなと思う反面、本当は深い愛情を持っていることが伝わってきて感動してしまいます。
はるパンマンさん
1位(100点)の評価
意外性を感じた
田村正和さんというと、古畑のイメージが強いのですが、このドラマでは頑固なおやじを演じてらして意外だなぁと。くせのつよいキャラクターが印象的に残りやすい俳優さんなのかもしれません。
noon(ぬーん。)さん
1位(75点)の評価