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1位まほろば / さだまさし
引用元: Amazon
最後のフレーズが悲しくも力強さを感じさせてくれる曲
彼女から届いた手紙の内容なんだな、ということは早々にわかります。そして、行く道は別れても僕はここにきてよかったとエピソードを交えながら、返信をしたためていく。最後のありがとう、さよならの締めくくりで結局二人が結ばれることはないことがわかりますが、自分の決意を信じた主人公の前向きな生き様は、おそらく手紙を受け取った彼女も安心し、はげまされ、かつてこの人と恋に落ちたことを一生誇りに思えるのでないかと感じます。
ちょっと落ち込んだとき、フラミンゴを想像しながらじっとこの曲の世界を味わうのが好きです。
大人になって分かる深い歌詞
初めてこの曲を聴いたときは、えらく心配性な歌だな程度の印象でした。「〜はあるか?」の繰り返しに、「あるよ」と返事をしながら聴き流していたくらいの軽い印象。
でも歳をとって聴くと、歌詞に込められた兄貴の弟への愛情がいかに深いものか、そしておそらく顔には出さないけど同じように弟を気にかけている母親への思いやりの深いことか。ざっくばらんな人のよさそうなお兄さんなんだろうな、と勝手に想像しています。実際に会っても無口で盃を進めて勝手に酔いつぶれてしまうような。
でも、そんなお兄さんだからこそ弟のこと、母親のことを深く愛しているのだなと、わがことのように重ねて聴いてしまいます。
4位距離 / さだまさし
引用元: Amazon
6位黄昏迄 / さだまさし
引用元: Amazon
7位シラミ騒動 / さだまさし
引用元: Amazon
8位精霊流し / さだまさし
引用元: Amazon
9位フェリー埠頭 / さだまさし
引用元: Amazon
10位長崎小夜曲 / さだまさし
引用元: Amazon
TV中継でクライマックスに映し出された満月!
ドラマチックなマイナーキーの曲はいくつもありますが、後半にかけての盛り上がりが大好きな曲です。イントロはせつないバイオリンとギターでしめやかに、登場人物の迷いと葛藤が高まるにつれ、曲も盛り上がり、最後の満月。あをによしなんて、この人のほかに誰が歌詞で使おうとするでしょうか。
万葉調の言葉遊びで描かれた世界観も古風で、切ない恋を感じさせます。