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2位ある閉ざされた雪の山荘で
引用元: Amazon
『ある閉ざされた雪の山荘で』(あるとざされたゆきのさんそうで)は、東野圭吾の長編推理小説。1992年3月5日に講談社ノベルスとして単行本が発行され、1996年1月15日に講談社文庫から文庫本が発行された。
クローズドサークルものの傑作
東野圭吾のミステリーは傑作が多いですが、クローズドサークルものが大好きな私にとって、この作品に出会えた時の喜びは大きかったです。ミステリーはいかに読者を騙すかという点が醍醐味の一つだと思っていますが、この作品にも気持ちよくミスリードされてしまいました。タイトルの通り、雪の山荘に閉じ込められた劇団員の一人が殺され、犯人捜しをしていくお話しです。細かく散りばめられた伏線が最後にすっきりと回収されて、読み応えのある一冊です。
3位ルームメイト(小説)
引用元: Amazon
『ルームメイト』は、今邑彩による日本の推理小説。 1997年に中央公論社から新書(ノベルズ)版で刊行され、2006年に文庫化されたが、2010年になって書店員らの間で話題となり10万部増刷されるなどじわじわと部数をのばし、2013年現在で30万部を超えるベストセラーとなっている。
怖い、けれど引き込まれた
今邑彩の作品はどれも結末がきちんとまとまっていて好きなのですが、初めて読んだ衝撃はすごかったです。映画のルームメイトといい、やはりこの手の題材のもので怖くならないわけがないと思いながら読みました。多重人格というのは傍から見ていても怖いけれど、自覚していない本人が一番恐ろしいと思います。
完全に騙された、圧巻の結末!
ミステリー好きなら誰もが知っている名作だと思います。かなりミステリーを読み込んでいるつもりでしたが、最後の展開は全く予想外ですっかり騙されました。完璧なまでに騙されたのに、読後は清々しい気持ちになれます。主人公の推理の場面と、閉ざされた島で殺人事件に遭遇するサークルメンバーのシーンがそれぞれテンポよく、読んで大満足の一冊です。綾辻行人の作品はどんでん返しが多くありますが、一番すっきりとした結末だと思います。