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Twitterでシェアまえがき
“連ドラのようなアニメ”をコンセプトにしたこの枠で放送される作品は、アニメファンから普段アニメをみない人にまで広く波及し、未だに人気の高い数々の作品達を世に送り出してきました。
正直どれもそれぞれに個性的で魅力にあふれ面白いので、全ての作品をおすすめしたいくらいなのですが、ぐっとこらえて独断と偏見による個人的なベスト3を選出させていただきました。
まだみたことがない作品がありましたら、ぜひチェックしてみてください。
ランキング結果
1位僕だけがいない街(アニメ)
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 主人公・藤沼悟(ふじぬまさとる)はなかなか結果を出せずにいる、売れない漫画家。そんな彼には「再上映(リバイバル)」という特殊能力があった。それは、悪いことが起きる原因を取り除くまで、事件や事故などが起きる直前に永遠にタイムリープをするというもの。それは、まるで誰かに導かれるように……。しかし、ある日起きた事件によって、能力に変化を感じる。悟自身の過去に関わる出来事に向き合ったとき、直面する真実とは……? |
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話数 | 全12話 |
制作会社 | A-1 Pictures |
監督 | 伊藤智彦 |
メインキャスト | 土屋太鳳(藤沼悟・幼少期)、満島真之介(藤沼悟・29歳)、悠木碧(雛月加代)、赤﨑千夏(片桐愛梨)、大地葉(ケンヤ)、鬼頭明里(ヒロミ)、七瀬彩夏(オサム)、菊池幸利(カズ)、水島大宙(白鳥潤)、高山みなみ(藤沼佐知子)、宮本充(八代学)ほか |
公式サイト | https://bokumachi-anime.com/ |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:配信中 Hulu:なし dアニメ:配信中 |
放送時期 | 2016年 |
2位四畳半神話大系(アニメ)
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 大学3年の主人公「私」は、華やかなキャンパスライフ夢見て、サークルへと入部した。が、どうやらその選択は間違いだったようで。同じ境遇にあった「小津」と出会ったことにより、地の果てへと引きずり込まれていく。大学生活が2年経った現在も、四畳半の部屋に座り込んでいる生活を送り、後悔の念に浸る。理想の学生生活を送るため、さまざまなサークルへ入部をするのだが、どこへ行ってもどんなパターンでも同じことが繰り返される「私」。これは一体、どういうことなのか……。 |
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話数 | 全11話 |
制作会社 | マッドハウス |
監督 | 湯浅政明 |
メインキャスト | 浅沼晋太郎(私)、坂本真綾(明石さん)、吉野裕行(小津)、藤原啓治(樋口師匠)、諏訪部順一(城ヶ崎先輩)、甲斐田裕子(羽貫さん)、佐藤せつじ(相島先輩)ほか |
公式サイト | https://yojouhan.noitamina.tv/ |
放送時期 | 2010年 |
独特の世界に惹きこまれる唯一無二すぎる作品
独特な世界観が魅力の森見登美彦氏原作の人気小説が、これまた独特な世界観をもってアニメ化された本作。
例えようにも他に似ているものが思い浮かばないくらい個性的で、でもこの作品にはこれしかないと思えてしまうくらい不思議としっくりくる、映像と音声を加え改めて描き出された“アニメならではの本作独特の世界観”は、まさに唯一無二としか言いようがありません。
回りくどい言い方をしてしまいましが、一言でいうなら『こんなアニメ視たことがない!』という衝撃と感動を味わえる作品です。
最初はその、一見突飛にもみえる強烈な描写にぐっと惹きこまれるのですが、視聴を続けていくと、『あるある!』『わかる!』と強く共感してしまう瞬間もそこかしこに散りばめられていて、はじめは遠い世界のお話のように感じていたものが、最後には不思議と親近感を持って視入ってしまうという魔性の魅力もあります。
まだ視聴したことがない人、特に大学生活に“薔薇色のキャンパスライフ”を夢見る人や、夢見ていたけれどそんなものは無かった人には、同じスタッフさんが多く参加されているノイタミナムービーの「夜は短し歩けよ乙女」と共に、特に強くおすすめしたい作品です。
3位図書館戦争(アニメ)
引用元: Amazon
大事なものを守る戦いと恋愛模様、意外にも見える組み合わせが絶妙な作品
SF的な要素を多分に含みながらも、現代の日本という舞台や、“表現の自由”という普遍的なテーマを軸としているのもあり、どこか他人事とは思えない、身近な物語としても楽しめる本作。
主人公にとっての本のように、漫画やアニメ、映画や音楽など、第三者によって踏み荒らされたくない大事な世界を持っている人には、強く感情移入して、熱くなれるシーンが多い作品だと思います。
そんな“大切なものを守るための戦い”という熱い一面の一方で、本作のもうひとつのみどころとして見逃せないのが、魅力的なキャラクター達が繰り広げる、ときめかずにはいられない恋愛模様です。
命懸けにもなる戦いの中に身を置きながらも、時にもどかしく、微笑ましく、切なく描かれる登場人物達のやりとりはとても親しみやすく、そこも本作が重厚な世界観ながら、普段SF作品をみない人々にまで広く支持されている要因のひとつだと思います。
アニメを視て気に入った方は、劇場版アニメをはじめ、そこでは描かれていないエピソードも楽しめる原作小説も、ぜひあわせて楽しんでみてください。
ぜひネタバレ無しで堪能してほしい極上のドラマとサスペンス
視たことがない人はまず何の前情報も無しに、試しに1話を視てみてください。
ラストで“ぐっと”きてしまったら、きっと最終話まで一気に駆け抜けられます。
それくらい、原作漫画のサスペンスとしての面白さやドラマ性がアニメならではの魅せ方や尺で見事に表現された、非常に惹きこまれる作品です。
そんなぜひネタバレ無しで楽しんでいただきたい初見の人はもちろん、原作の漫画をご存知の方でも、原作完結前に放送されたアニメ版では、また”違ったアプローチでの結末”を楽しむことができます。
そのアニメ版最終回に胸を打たれたファンからの根強い支持は、原作完結後4年以上経った今でも続いており、物語の舞台となる苫小牧市では未だに作品コラボが展開されていたりと、まだまだこれからも新しい供給があるかもしれない遅ハマりの人にも何とも嬉しい作品です。
(さらに作品視聴後、本作のスタッフさんが多く参加されている今年のノイタミナ作品「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」を視ると、4話で少し楽しいことがあるかもしれません)
視聴し始めると続きが気になってしまうと思うので…ぜひ休日などの時間が取れる日に、最初から最後まで一気に視聴していただくことをおすすめします。