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ミチタカさんの「宗田理の書籍ランキング」

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更新日: 2020/11/06

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ランキング結果

1ぼくらの七日間戦争(小説)

ぼくらの七日間戦争(小説)

引用元: Amazon

1学期の終業式の日のことである。東京下町の中学校の菊地英治ら1年2組の男子生徒達が突如行方不明となる。親たちは懸命に英治らを探すが全く見つからない。実は英治らは、荒川河川敷の廃工場に立てこもって、外にいる橋口純子ら女子生徒と、FM発信機で外にFMラジオを送信する係の谷本聡と協力し、廃工場を日本大学全学共闘会議をまねた「解放区」とし、校則で抑圧する教師や勉強を押し付ける親に対し、反旗を翻していたのだ。だが、1年2組の男子生徒の柿沼直樹は、それに参加する前に誘拐されてしまった。英治たちは廃工場で出会った老人・瀬川卓蔵と共に彼を救出しに奮闘すると同時に、突入してきた教師に様々な仕掛けで対抗する…。

映画化もされ大人気となった代表作

校内暴力など十代の社会問題がクローズアップされていた80年代後半に書かれてた、ジュブナイル小説の決定版です。この本を読んだ時はまだ私は小学生でしたが、学校や社会に反抗しながら廃墟で自分たちの共同体を作り上げていこうとする主人公たちの須高に、どうしようもなく憧れたものです。社会に疑問を感じ始める思春期にはぜひ読んでおくべき傑作と言えます。

2未知海域

未知海域

引用元: Amazon

小さな水産会社の社員友永が帰国した時、待っていたのは大学以来の親友兵藤が遭難したという知らせだった。兵藤は北海道漁連の研究所で働いていたが、ニュージーランド沖で消息を絶ったという。友永は、彼がそこで、未知のニシン漁場を発見したのではないかと推理する。兵藤をシンガポールで見たという情報を頼りに現地に飛んだ友永に、さまざまな手が伸びてくる。商社、各国機関、華僑の秘密結社、そして謎の美女林麗玉…。美しくも猥雑な東南アジアを舞台に欲望と謀略が渦巻き、息づまる追跡行が展開される。直木賞候補となって著者の文壇デビューを飾った、国際サスペンスの傑作。

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