1分でわかる「相撲の親方」
引退後も特別な存在の“親方”とは
元力士が現役引退後も、日本相撲業界に残るために与えられる役職の“年寄(としより)”。業界の運営に携わり、各部屋で弟子の指導も行っていることから、メディアや相撲ファンからは“親方”という通称で親しまれています。親方になれるのは、日本国籍であることに加えて「横綱・大関を務めた力士」「三役(関脇・小結)を1場所以上」「幕内を通算20場所以上」などの特別な功績を残した力士のみ。また、基本的には、105ある年寄名跡を借りて親方となる場合がほとんどですが、しこ名のまま年寄に就任できる“一代年寄”も存在します。これまでには「北の湖敏満」「貴乃花光司」「大鵬幸喜」「千代の富士貢」へ一代年寄の権利が贈られました。ただし、千代の富士に関しては権利を辞退して「九重貢」として就任しています。
伝説の親方
亡くなられてしまいましたが、親方といって忘れられないのは、九重親方ですね。現役時代には千代の富士として活躍され、伝説の関取となれらました。多くの弟子を育成し、角界に大きな影響を与えた偉人といえるでしょう。
ニシンさん
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