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はんつ 遠藤さんの「歴代カップヌードルランキング」

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更新日: 2020/06/23
はんつ 遠藤

フードジャーナリスト

はんつ 遠藤

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まえがき

こんにちは!フードジャーナリストの、はんつ遠藤です。公私ともにカップヌードルが大好きなボクが、数ある商品の中からオススメの「カップヌードルベスト5」を紹介させて頂きます♪

ランキング結果

糖質・脂質50%オフなのにクリーミーで激ウマ!

ボク的にカップヌードル史上、最高傑作です。一番のポイントは糖質・脂質50%オフで176kcalという低カロリーにも関わらず、物足りなさ皆無のみならず、クリーミーで味も激ウマな点。

パッケージにも「罪悪感無いス」と書かれているとおり、気軽に味わえるどころか、ダイエットできそう。麺も通常65gのところ40gしかないのに、細めで長いのと濃厚スープと絡まるゆえに少なさを全く感じさせない仕上がりです。濃厚スープもクリーミーで、シーフード風味もふわりとただよい、美味。

イカやカニカマ的な具も存在感あり、キャベツも意外にもシャキっとしていて良い箸休めになります。途中で味変するのもGOOD。クリームタイプなのでバターを加えてカルボナーラ風、もしくはブラックペッパーで“漢(やから)”タイプに、上級者だったらチョコレートでスイーツにしちゃうのも手です。

1971年から不動の人気を誇るスゴさ

なにせ発売日が1971年9月18日です。それからずっと変わらぬ人気ってスゴすぎです。「コッテリナイス」が発売されるまでは、ボクの中でも“永遠の不動の1位”でした。それほど好きなのは、やはり「カップヌードルはラーメンにあらず。カップヌードルという商品」とまで言われるほどのオリジナリティ。

麺はするりと食べやすく、やや縮れた感じが舌へ、脳へ、思い出として残ります。あっさりとした淡麗系醤油スープも、醤油感が控えめで、飲みやすいのも長年、安定した支持を集める所以でしょう。それと味付卵や海老、謎肉(味付豚肉)のちょっとした存在感もぴったり。

そして良いのは、実はこれ自体はボク的には未完成な点。コーレーグースとビバーチェ(沖縄系香辛料)、タバスコ(←ポイントです)で「沖縄そば」風の味つけにしてみたり、辣油と花椒で「麻辣テイスト」にしてみたりと、その時の気分で様々に変化させることができるのも魅力です。

グリーンカレー風味で、まるでタイの安宿街にいる気分に

もともと海外旅行雑誌のライタ―だったので、タイの安宿街(カオサン)が大好きで、何度も足しげく通いました。その時に屋台で味わったグリーンカレー(ライス)を思い起させる素晴らしい完成度です。
決して高級ではなく日常に屋台でサッと味わう、そんな雰囲気も醸し出しています。しかも、計算されていて、通常のカップヌードルの熱湯量は300mlに対し、こちらは290ml。やや少なめゆえに、とろりとしたスープの仕上がりになるわけです。
ボクとしては別添えのココナッツミルク的液体は入れずに麺とスープを味わい、麺のみ食べ終わった後、少量のライスを投入して、グリーンカレーライスに変化させ、その時にココナッツミルク的液体を加えるのが好き。こうすることで、最後までリッチなテイストが楽しめます。

タイから逆輸入的な辛味と酸味にヤミツキ!

海外旅行雑誌のライターだった頃から、世界には様々なカップヌードルが売られていました。このトムヤムクン味もしかり。それが日本でも発売された時は衝撃でした。まさに、トムヤムクンをヌードル仕立てにした感じで、辛さと酸味が楽しめます。

しかも、当時のそれとは違っていて、ややクリーミータイプにシフトしたスープで、さらに進化とさわやかな濃厚テイストの良さをも感じます。パッケージには「本場のおいしさを、お届け!」って書いてありますが、まさにその通り。さすが世界の日清食品。

このままでも充分に美味しいですが、ボクはタバスコとレモン果汁を投入して、さらに辛さと酸味を強くしちゃいます。思わずタイに行きたくなっちゃう、そんな味です。

いろんなご当地味噌ラーメンに進化させて楽しめる♪

札幌が元祖ともいわれる味噌ラーメンですが、今や、全国に様々なご当地味噌ラーメンが存在します。それぞれに良さがあり、個性も炸裂。こちら日清食品の「カップヌードル味噌」は、淡麗系スープを活かした味噌テイストですが、麦味噌の甘さと、赤白の味噌のコクが合わさっていて、さらりとした中にも深みを感じます。

しかし、本領を発揮するのは、いわゆる味の変化(味変)です。辛味噌と青のりで山形風とか、生姜とラードで札幌風とか、いろいろ変えられちゃう。ボクは、イタリア料理的にします。

ケチャップ、タバスコ、エキストラバージンオリーブオイルで、イタリアン系の味噌ラーメンになっちゃうのです。

あとがき

カップヌードルは種類も豊富で、各々レベルが高いので食べ比べると面白いです。

ボクは海外旅行雑誌のライターだったこともあり、海外系のテイストに思い入れがあるのでこういう結果になりましたが、みなさん、いろんな経験とか味の好みがあるので、自分の好きな一品を見つける「カップヌードルの旅」も楽しそうです。

ぜひお気に入りの一品を見つけに旅に出ては如何でしょう?\(^o^)/

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