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金田はやしさんの「太宰治の書籍ランキング」

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更新日: 2020/03/07

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ランキング結果

1人間失格(小説)

人間失格(小説)

引用元: Amazon

『人間失格』(にんげんしっかく)は、小説家・太宰治による中編小説。『ヴィヨンの妻』『走れメロス』『斜陽』に並ぶ太宰の代表作の1つである。 他人の前では面白おかしくおどけてみせるばかりで、本当の自分を誰にもさらけ出すことのできない男の人生(幼少期から青年期まで)をその男の視点で描く。この主人公の名前は、太宰の初期の小説『道化の華』に一度だけ登場している。

本当の私は私以外だれも知らない

太宰作品と言えば、「私のことが書かれているかと思った」と人々に思わせるほど、人間の内面が深く描かれていることで人気を博しています。
その中でもあまりにも有名なタイトルとして、『人間失格』が挙げられます。
この作品は、太宰自身が入水自殺を当時の恋人と図る一か月ほど前に書かれています。波乱万丈な太宰の人生と重ねて読んでも、考えさせられる作品です。
興味深いシーンや名言がいくつも出てきますが、私は特に少年時代の主人公が道化を演じ、みんなから人気を得ている時、唯一少し知的な発達に遅れがみられる同級生に「ワザ、ワザ」と指摘される場面が印象に残っています。ここから、主人公の自意識が明らかに変化していると感じるのです。
読んでいるうちに、「主人公は私自身は……?」という不思議な気分を味わえるはずです。

2富嶽百景

富嶽百景

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『富嶽百景』(ふがくひゃっけい)は、太宰治の短編小説・随筆。

3女生徒(小説)

女生徒(小説)

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「女生徒」(じょせいと)は、太宰治の短編小説。 1938年(昭和13年)9月に女性読者有明淑(当時19歳)から太宰のもとに送付された日記を題材に、14歳の女生徒が朝起床してから夜就寝するまでの一日を主人公の独白体で綴っている。

4新ハムレット(小説)

新ハムレット(小説)

引用元: Amazon

『新ハムレット』(しんハムレット)は、太宰治の戯曲風の小説。シェイクスピアの『ハムレット』の近代的翻案、あるいはパロディ。 1941年(昭和16年)7月2日、文藝春秋社より刊行された。定価は1円70銭。著者にとって最初の書き下ろし長編小説である。

5トカトントン

トカトントン

引用元: Amazon

「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治による短編小説。初出は「群像」[1947(昭和22)年]。読者と作家との書簡という形式の作品で、読者である青年は、何か物事に感激し奮い立とうとすると、どこからともなくトカトントンという音が聞こえて、虚しい気持ちになってしまう。敗戦後の虚脱感を軽妙に表現した作品である。

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