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1位世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
引用元: Amazon
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(せかいのおわりとハードボイルド・ワンダーランド)は、村上春樹の4作目の長編小説。1985年6月15日、新潮社より刊行された。著者としては初めての書き下ろし長編小説である。装丁は司修。第21回谷崎潤一郎賞を受賞した(30歳代での受賞は大江健三郎以来史上二人目)。
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『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(せかいのおわりとハードボイルド・ワンダーランド)は、村上春樹の4作目の長編小説。1985年6月15日、新潮社より刊行された。著者としては初めての書き下ろし長編小説である。装丁は司修。第21回谷崎潤一郎賞を受賞した(30歳代での受賞は大江健三郎以来史上二人目)。
春樹の言いたいことはこの本を読めば分かる
春樹の本はよく難しいと言われがちだけど、この本は全く難しくない。むしろ春樹ワールドの具現だと思う。
春樹の本は人間の精神について深く考えさせる内容が多いけれど、これほどまで完璧に作り込まれている作品はなかなか無いでしょう。春樹自身はこの本に納得がいっていないみたいですが、私からしたらこんな素晴らしい本を書けたことって凄いことなんじゃないかなと思います。
「街とその不確かな壁」も読みましたが、ハードボイルドを読んだことのある方なら、ハードボイルドのおまけ的な感覚だったんじゃないかなと。
それだけこの「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」という本は完成された本だと感じます。
現在中3ですが、私の人生の中でTOP3に入る本だと確信しています。ちなみに残りの2冊は「西の魔女が死んだ」「はてしない物語」です。