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のさんの「伊坂幸太郎の書籍ランキング」

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更新日: 2020/07/15

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ランキング結果

1重力ピエロ(小説)

重力ピエロ(小説)

引用元: Amazon

『重力ピエロ』(じゅうりょくピエロ、A PIERROT)は伊坂幸太郎による日本の小説作品、およびそれを原作とした2009年公開の映画作品。 第129回直木賞候補作品、第57回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作品、第1回本屋大賞ノミネート作品、2004年版このミステリーがすごい!第3位。

伏線が全て回収されて謎が解けたときの爽快感はたまりません!


最初から色々な要素が盛り沢山の話なのですが、読んでいくにつれてそこで繋がるのか!とワクワクしながら読み切りました。放火事件も落書きも遺伝子も、全て関係ないように見えてスッキリまとまります。
主人公の弟の春が、危ういながらも綺麗でずっと見守りたくなります。

2死神の精度

死神の精度

引用元: Amazon

『死神の精度』(しにがみのせいど、Accuracy of Death)は、伊坂幸太郎による日本の小説作品。 7日間の調査の後に対象者の死を見定める、クールで少しずれている死神を取り巻く6つの人生の物語。

雨と共に現れる無気味な死神の周りの人間、そして死神自身の心理描写が繊細でおもしろいです。

現れる死神がどの登場人物よりも人間味があり、無気味なのにどこか抜けていて伊坂さんの作品でいちばん好きなキャラクターです。短編集なのですが、最後で話が繋がるのはハッとしました。人生は色々で、いつ死ぬかわからないなと考えさせられる作品でした。

3グラスホッパー(小説)

グラスホッパー(小説)

引用元: Amazon

『グラスホッパー』 (GRASSHOPPER) は、伊坂幸太郎による日本の小説、及びそれを原作としたメディアミックス作品。 2004年に角川書店から出版され、著者伊坂が「今まで書いた小説のなかで一番達成感があった」と語っている。サスペンス、コメディ、オフビートなど分類不能の要素を含み、ストーリーは鈴木・鯨・蝉の3人の登場人物が代わる代わる語り手を務めている。第132回直木三十五賞候補作となった。

何よりも蝉がこの本の1番の見どころです。

殺し屋の物語なのですが、重苦しくなくどこかコミカルな雰囲気があります。内容はとても濃いのですが、たった2日間の出来事と考えると目が回ってしまいそうです。シリアスな場面なのに緊張感がまったくない会話だったり、読後のスッキリするような少し後味が悪いような感じは伊坂さんならでは。

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