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1位サイコ(1960年)
引用元: Amazon
制作年 | 1960年 |
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上映時間 | 109分 |
監督 | アルフレッド・ヒッチコック |
メインキャスト | アンソニー・バーキンス(ノーマン・ベイツ)、ジャネット・リー(マリオン・クレイン)、ジョン・ギャヴィン(サム・ルーミス)、ヴェラ・マイルズ(ライラ・クレイン)マーティン・バルサム(ミルトン・アーボカスト)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
2位シャイニング(1980)
引用元: Amazon
制作年 | 1980年 |
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上映時間 | 119分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | ジャック・ニコルソン(ジャック・トランス)、シェリー・デュヴァル(ウェンディ・トランス)、ダニー・ロイド(ダニー・トランス)、スキャットマン・クローザース(ディック・ハロラン)、バリー・ネルソン(スチュアート・アルマン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
一番怖いのは狂気に走った人間
本作は「2001年宇宙の旅」を代表作として持つ巨匠・キューブリック監督作品だが、今見直しても面白いのはいわゆる人が何人も死ぬような描写、そして残虐な描写がなく、ただじわじわと、しかし確実に家族が狂っていく様が克明に描かれているところだ。ジャック・ニコルソン演じる小説家の一家があるホテルの管理を任されるのだが、そのホテルがいわゆる「曰く付き」の物件であり、なまじ霊感が強すぎる主人公はその内面のネガティブさと相俟って段々狂気にのめり込んでいく。兎に角ジャック・ニコルソンの怪演が本作最大の見所であり、狂気に走った人間ほど怖い存在はないことが凄くよく分かる映画だ。
3位羊たちの沈黙(映画)
引用元: Amazon
制作年 | 1991年 |
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上映時間 | 118分 |
監督 | ジョナサン・デミ |
メインキャスト | ジョディ・フォスター(クラリス・スターリング)、アンソニー・ホプキンス(ハンニバル・レクター)、スコット・グレン(ジャック・クロフォード)、テッド・レビン(バッファロー・ビル)、アンソニー・ヒールド(フレデリック・チルトン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
90年代サイコホラー映画の最高傑作
サイコホラー映画ファンで本作を知らぬ者は居ないであろう。それ位90年代のサイコホラー映画・ドラマの文法を形成した名作である。見所は沢山あるが、一点に絞るならばやはり若きジョディ・フォスターとベテラン俳優・アンソニー・ホプキンスの演技合戦であろう。謙虚で誠実な若手FBI訓練生と知性派殺人鬼との単なる仕事上の関係性ではない掛け合いは見る側に多大なる緊張と同時に興奮・興味すら与えるものであり、脚本・演出も含めた映像表現の素晴らしさは勿論だが、それ以上に主演二人の高度な演技力がなければこの重厚感溢れるドラマは成立しなかったであろう。未見の人には是非見て頂きたい逸品である。
タイトルが物語るサイコホラー映画の金字塔
巨匠ヒッチコック監督によるサイコホラー映画の金字塔と言っても過言ではない本作の見所は観客が二度裏切られるところだ。まず主人公が最初に怪しい男に車で追いかけられ、それが後々の犯人なのかと思いきや、実はそうではなく逃亡先のモーテルに居た管理人こそが犯人であったという展開だ。そしてもう一つ、これが一番怖いのだが、その管理人は実は女装した息子であり、その息子には母親の怨念とでも言わんばかりのサイコパスな人格があるのかラストの不気味な表情となって現れ、そこで観客は一見善人かと思われたこの人こそが実は一番怖い人なのだという二重の仕掛けで裏切られるという仕掛けになっている。今見直してもとてもよく出来た構造の最高傑作だ。