羊たちの沈黙(映画)の詳細情報
制作年 | 1991年 |
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上映時間 | 118分 |
原作 | トマス・ハリス『羊たちの沈黙』 |
監督 | ジョナサン・デミ |
脚本 | テッド・タリー |
メインキャスト | ジョディ・フォスター(クラリス・スターリング)、アンソニー・ホプキンス(ハンニバル・レクター)、スコット・グレン(ジャック・クロフォード)、テッド・レビン(バッファロー・ビル)、アンソニー・ヒールド(フレデリック・チルトン)ほか |
制作 | エドワード・サクソン、ケネス・ウット、ロン・ボズマン |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 1,949円(税込) |
感想・評価
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面白いミステリー映画。
パッケージが気持ち悪くて遠慮していた映画ですが、なんか気になるので思い切って見てみたらハマった映画です。この映画は1991年に公開されたそうですが、そんなの信じられないくらい古さを感じさせません。
ジョディ・フォスターさんがクールでかっこいいんですよね。
アンソニー・ホプキンスさん演じるハンニバル・レクターはとにかく怖いです。この映画の影響で苦手になってしまった程です。
凶悪犯であるバッファロー・ビルを捕まえる為に同じく凶悪犯であるハンニバル・レクターに協力を求めるというのが斬新です。しかも直接ハンニバル・レクターに話しかけるのはFBI研修生のクラリスただ一人。
一人だけで話しかけて大丈夫なのかと恐怖です。しかしハンニバル・レクターは意外にも友好的で、クラリスは檻に入ることまで成功します。
何回も2人が話している様子を見ているうちに、ハンニバル・レクターは本当に凶悪犯なのかと疑いを持ってしまいます。しかし目つきが怖いので凶悪犯っぽさはあるかもしれません。
クラリスが一人でバッファロー・ビルの家に行くところはミステリーではお決まりかもしれませんが、どう考えても危ないですよね。ヒヤヒヤ手に汗握るミステリー映画でした。
ダークな雰囲気あふれる定番
トマス・ハリスの小説を映画化した作品。精神科医で収監中の食人鬼であるハンニバル・レクター博士と、任務のためにレクター博士のもとを訪れたFBI捜査官見習いのクラリス・スターリングとの交流を描いたストーリーです。あらすじやネタバレを知ったうえで鑑賞したのですが、レクター博士のキャラが良い。最初のシーンにて匂いだけでクラリスの使っているクリームとその日はつけていない愛用の香水を当てたときに「あ、こいつはアカンやつや...。」と震えました。おかげでその後の上品な物腰と博識に満ちた人柄が余計に怖く感じます。しかも殺害した人の臓器を食べるという猟奇殺人犯としての麺を持っているのだから余計に恐ろしい。もちろんこれはほんの序の口で、残虐性と知的さあふれるレクター博士の恐ろしさが満点なシーンはほかにもたくさん出てきます。でもただ怖いだけでなく、博士とクラリスと変化していく関係も見どころ。あまり詳しく書けないですが、絶妙というか奇妙というかあの関係が良い(語彙力消失)。カニバリズム映画ではあるものの絵的にグロいシーンがでかでかと出るわけではないし、クラリス役のジョディ・フォスターが可愛いので、初めてカニバリズム映画に挑戦する人にもおすすめだと思います。
90年代サイコホラー映画の最高傑作
サイコホラー映画ファンで本作を知らぬ者は居ないであろう。それ位90年代のサイコホラー映画・ドラマの文法を形成した名作である。見所は沢山あるが、一点に絞るならばやはり若きジョディ・フォスターとベテラン俳優・アンソニー・ホプキンスの演技合戦であろう。謙虚で誠実な若手FBI訓練生と知性派殺人鬼との単なる仕事上の関係性ではない掛け合いは見る側に多大なる緊張と同時に興奮・興味すら与えるものであり、脚本・演出も含めた映像表現の素晴らしさは勿論だが、それ以上に主演二人の高度な演技力がなければこの重厚感溢れるドラマは成立しなかったであろう。未見の人には是非見て頂きたい逸品である。
定番ですね…でもすごい作品なのは確か
私的には5位ですが、ジョディ・フォスター初心者はこの作品から入るのでしょうね。
アカデミー賞5部門受賞を成し遂げたこの作品の面白さは色々な所で語られています。
ちなみに作中、アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士とジョディ演じるクラリス・スターリングが対面したのは、たった4カット、11分程度です。
それなのに映画全体を貫くふたりの緊迫感、さすがの名優たちです。
ジョディ自身もお気に入りとインタビューで語っている、ジョディ・フォスター道最初の一歩に最適な一本です。
しかし残酷表現があるのでご注意ください。
この女優を知って欲しいさん(男性・50代)
5位(70点)の評価
殺人鬼VS女性捜査官
ハンニバル・レクター博士が強烈な印象を残す映画ですが、対峙するクラリス・スターリングもしっかり魅力的になっているのは、ジョディ・フォスターの力が大きいと思っています。他の作品では別の女優さんが演じたりしていますが、自分の中ではクラリスといえばジョディ・フォスターです。きれいなだけでなく、強さを感じるところが気に入っています。
DAISAKU山猫7さん(男性・30代)
1位(100点)の評価
心理描写が怖い
話として良く出来ている。主人公のクラリスを追い詰めていくレクター博士がとにかく怖すぎる。ホラーには映像な怖いものと映像自体はそこまででないが、内容が怖いものがあると思うがこちらは後者。心理描写に関しては一番怖い映画だと思う。皮を剥ぐとか、噛み付くとか細かい設定も怖い。
めぐめぐさん
1位(100点)の評価