シャイニング(1980)の詳細情報
制作年 | 1980年 |
---|---|
上映時間 | 119分 |
原作 | スティーヴン・キング『シャイニング』 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
脚本 | スタンリー・キューブリック、ダイアン・ジョンソン |
メインキャスト | ジャック・ニコルソン(ジャック・トランス)、シェリー・デュヴァル(ウェンディ・トランス)、ダニー・ロイド(ダニー・トランス)、スキャットマン・クローザース(ディック・ハロラン)、バリー・ネルソン(スチュアート・アルマン)ほか |
制作 | スタンリー・キューブリック |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 1,539円(税込) |
『シャイニング』(The Shining)は、1980年に制作されたホラー映画。スティーヴン・キング原作の同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化した。(引用元: Wikipedia)
全 39 件中 1 〜 20 件を表示
80年代最高傑作ホラー
冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャックとその家族が管理人としてやってきた。だがこのホテルの持つ謎の怪異により、精神が病んだジャックは狂気と殺人の渦に呑まれ始める…。
スティーブン・キングの原作を天才映画作家のスタンリー・キューブリックが手掛けた真のマスターピース。人間の狂気に誰の心にも居る怪物を様々な表現方法を用い描きだした本作。ジャック・ニコルソンの気迫と狂気ぶり…!恐怖を通り越した美しさ。何度観ても楽しめる中毒性。カメラワークや色や音を意識した演出性。色褪せない本物の名作…。
一番怖いのは狂気に走った人間
本作は「2001年宇宙の旅」を代表作として持つ巨匠・キューブリック監督作品だが、今見直しても面白いのはいわゆる人が何人も死ぬような描写、そして残虐な描写がなく、ただじわじわと、しかし確実に家族が狂っていく様が克明に描かれているところだ。ジャック・ニコルソン演じる小説家の一家があるホテルの管理を任されるのだが、そのホテルがいわゆる「曰く付き」の物件であり、なまじ霊感が強すぎる主人公はその内面のネガティブさと相俟って段々狂気にのめり込んでいく。兎に角ジャック・ニコルソンの怪演が本作最大の見所であり、狂気に走った人間ほど怖い存在はないことが凄くよく分かる映画だ。
壁に挟まれたおっさん
スティーブンキング原作の初映画化作品『キャリー』に続き、映像化されたサイコホラーの傑作『シャイニング』。『アイズ ワイド シャット』や『時計じかけのオレンジ』などでも知られる、スタンリー・キューブリックが監督を手掛け、細部に至るまでこだわった演出や伏線、説明のつかない恐怖を植え付ける世界観で人々を魅了しています。
作中では、なんといってもジャック・ニコルソン演じる主人公の狂気さ・異常さと、恐れおののく妻・ウェンディ―の顔芸が印象的。あとは、双子の少女と左右対称な構図が印象的で、独特の世界観と終始なんともいえない不気味さに包まれています。
また、続編映画『ドクタースリープ』が公開され、2019年を締めくくるにふさわしい作品となっている模様。
狂気の金字塔
洋画ならではでもありとてもじっとりとした風景。閉館されるホテルという広くても閉鎖感のあるシチュエーションがまた恐怖心をあおる。そんなホテルで起こる怪異による恐ろしい展開。
じっとりと精神的にもくる絶妙な歪みと違和感。血まみれの廊下や、ドアの破れるあの瞬間、突然現れるあの子、腐乱したアレなど、記憶にかなり残る衝撃的な恐ろしいシーンも多い。
そして、やはり一番はジャック・ニコルソンのあの振り切り方。あの狂気はとにかく圧巻。そして、ホテルの内観はじめレトロで映像として面白い部分も多い。
怪談家
ぁみさん (男性・40代)
2位(85点)の評価