1分でわかる「サイコホラー・スリラー映画」
恐ろしい人間心理を描くサイコホラー・スリラー映画
数あるホラージャンルのなかでも、サスペンス色の強い「サイコホラー・スリラー映画」。人間の異常行動や狂気などを描いているのが特徴で、行動本能的に殺人を犯して周囲の人々を追い詰めるシリアルキラーや、頭脳的に巧妙な手口で犯罪に手を染めるサイコキラーが登場するのが特徴です。幽霊や怪奇現象などによる恐ろしさとは違い、日常生活でも起こりうるリアルな描写で観客に恐怖を植え付けます。
代表的なサイコホラー・スリラー映画
洋画サイコホラー・スリラーの代表格『羊たちの沈黙』
洋画サイコホラー・スリラーの定番といえば、小説原作の『羊たちの沈黙』(1991年)。アメリカの名優「アンソニー・ホプキンス」が冷徹な元精神科医の囚人を演じ、強烈な印象を残した名作です。第64回アカデミー賞では、作品賞・主演男優賞をはじめとする、数多くの賞を獲得しました。
邦画のサイコホラー・スリラーも面白い!
邦画のおすすめサイコホラー・スリラー映画は、三池崇史監督の『オーディション』(2000年)。映画のオーディションで選ばれた女性・山崎麻美の狂気をはらんだ行動が、多くの観客にトラウマを植え付けました。同じく三池監督が小説を映画化した『悪の教典』(2012年)も、サイコホラー・スリラー好きにおすすめ。サイコパスの高校教師が生徒を皆殺しするという衝撃の内容で、漫画にもなっている名作です。
映画サムネイルからは想像ができないオチと怖さ
初めてこの映画を観終わった時の衝撃と全身に鳥肌が出るくらいの恐怖感が凄かったです。映画のイメージ画像でもある女の子からは想像ができないほどのサイコホラー映画であると思います。また、ストーリーを知った後でまた観ても、違った恐怖感を味わうことができる作品であると感じました。
Ellinaさん
1位(100点)の評価
Theサイコパス!のようなスリル感満載の作品!
かわいらしい容姿で恐怖感も何も感じなかった彼女が、映画を見終えたときには恐怖しか覚えていない程のギャップにも見せられる映画です。日常生活でも起こりうるリアルな描写で、人は様々な事を経験する中でこんなにも心の奥に黒い部分を秘めた人が現実にもいるのではないかと、観客に恐怖を植え付ける本格的なサイコホラー作品です。
あきらさん
2位(95点)の評価
ただひたすらイザベル・ファーマンの鬼気迫る演技に酔いしれる
この作品の見どころは、何といってもイザベル・ファーマンの名演技。ともすれば単なるモンスターになってしまいがちなこのキャラクターを、実に人間味のある魅力的なものに作りこんでいる。終盤、恋心を寄せる相手に拒絶され、泣きながら化粧を落としていくシーン。それまで嫌悪感しか抱かなかったこのキャラクターに、思わず感情移入させられてしまうほど圧巻のシーンだ。ただ、ラストだけが安直で残念。DVD収録の別バージョンのエンディングだったら、文句なしに満点だった。
ファントムさん
1位(100点)の評価