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池田 卓矢さんの「赤ワインランキング」

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更新日: 2020/07/16
池田 卓矢

ワインバー店主・ソムリエ

池田 卓矢

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まえがき

今回のラインキングは、フルボディ(濃い渋いなど、重厚で飲み応えあるワイン)かつ、デイリーワインとして楽しめる価格帯(¥1000以下~¥3000くらいまで)の中で、ブドウ品種や味わいなど、個性の違うものをそれぞれセレクト。なかでも特にコスパの高いワインを3つランキングに入れました。

赤ワインに慣れてきて、色々と試してみたくなってきた方向けのラインナップです。ブドウ品種を意識して味わってみてください!

ランキング結果

1モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨン

モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨン

引用元: Amazon

タイプ赤ワイン
味わい辛口 フルボディ
ブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨン 、メルロー
生産地チリ ラペル・ヴァレー コルチャグア・ヴァレー
生産者モンテス S.A.(MONTES S.A.)

赤ワインを代表するブドウ品種の一つ『カベルネソーヴィニヨン』

コスパの高さに定評のある高品質ワインメーカー・モンテス社のハイグレードなブランド、『モンテス・アルファ』シリーズ。
「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、フルボディワイン(コクがあり味が強い濃厚タイプ)好きにとっては王道のブドウ品種を使っています。また、国内消費ではなく輸出向けに造られており、他の輸出国と比べ、日本だとお得に購入できるのでおすすめ。

2サン・マルツァーノ タロ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア

サン・マルツァーノ タロ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア

引用元: Amazon

タイプ赤ワイン
味わい辛口 フルボディ
ブドウ品種プリミティーヴォ
生産地イタリア プーリア州
生産者カンティーネ・サン・マルツァーノ(Cantine San Marzano)

濃いワインは好きだけど酸味や苦みが苦手な方におすすめ

南イタリア・プーリア州を代表するブドウ品種「プリミティーヴォ」を使っており、濃厚でありながら渋みや酸味が柔らかく、クセを感じない味が特徴のワイン。濃いワインが造られる様々なブドウ品種の中でも飲みやすく、太陽の恩恵を受けた完熟感を楽しめます。
また、赤ワインを常温で飲むのが苦手な方は、冷やして飲んでも美味しく飲めます。

3アンシアーノ ヴァルデペーニャス

タイプ赤ワイン
味わいフルボディ
生産地スペイン バルデペーニャス
生産者ボデガス・ナヴァロン(Bodegas Navalon)

通好みの安定感

ボデガス ナヴァロン社の「アンシアーノ」は、熟成されたワインなので口当たりが柔らかく、口のなかに広がる奥行のある味わいで余韻も長い。熟成による柔らかさがあるのでフルボディらしさ(コクがあり味が強くて濃厚)を感じない方もいるかもしれませんが、口の中の広がりは正にフルボディと言えるでしょう。価格も¥700~とリーズナブルなのでおすすめです。

あとがき

皆様にお勧めしたいワインは、まだまだ沢山ございますが、今回はブドウ品種の特性がより感じられる3種を選びました。

ブドウ品種を意識して飲む事で、香りや、味わいの違いを感じる事が出来るようになります。同じタイプ(フルボディ)と書かれていても品種や産地が異なれば全く違う味わいとなりますので、意識して味わっていきましょう。

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