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ザビ山ガルマさんの「どんでん返しがすごい小説ランキング」

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更新日: 2020/11/19

ランキング結果

どんでん返しのバイブル

クローズド・サークルもののミステリとして名高い、アガサ・クリスティ作のミステリです。
決して傑作ではありませんが、怪作としてミステリ好きたちの心に残るどんでん返し。
童謡にそって次々と殺されていく登場人物、最後に残った人間も自殺し、そして誰もいなくなる…タイトル通りですが、そのトリック、と言うかストーリーの裏で行われていた、登場人物全員を始末するために、あるキャラが暗躍していたと言うのは驚きに満ちた物であり、ラストで誰もいなくなった時の静けさみたいな物がさらに不気味に感じられてグッドです。

2姑獲鳥の夏

姑獲鳥の夏

引用元: Amazon

『姑獲鳥の夏』(うぶめのなつ)は、京極夏彦の長編推理小説。「百鬼夜行シリーズ」の第一弾である。京極夏彦が本作を講談社に持ち込みをしたことでメフィスト賞創設のきっかけとなったデビュー作品である。2005年に実相寺昭雄によって映画化された。

これはミステリとしてアリなのか?

京極夏彦の百鬼夜行シリーズの一作目、姑獲鳥の夏の真相を見て驚かなかった人はいないでしょう。
本当に色々な意味で驚きです。
見たくない物があるから見えなかった、と言う死体隠蔽の真相はまさにどんでん返しですが、決して理不尽な物では無く、京極堂が脳の働きとか、妖怪が見える、見えない、と言う話からきちんと序盤に説明してくれているのですよね。
そう言う意味ではフェアと言えばフェアなのかもしれませんが、やはり関口が信頼できない語り手であった事からくる驚きは、どんでん返しと呼ぶにふわさしい小説。

3十角館の殺人

十角館の殺人

引用元: Amazon

『十角館の殺人』(じゅっかくかんのさつじん)は、推理作家・綾辻行人のデビュー作品である長編推理小説。1987年に出版され、「館シリーズ」の第1作となる。日本のミステリー界に大きな影響を与え、新本格ブームを巻き起こしたとされる。この小説の登場を期に、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになった。累計発行部数は、100万部を突破している。

新本格のどんでん返し

これは綾辻行人のデビュー作ですが、かなり周到などんでん返しが用意されています。
推理サークルと言う大学サークルがあり、そのサークルの中では、著名な推理作家の名前をニックネームとして使っているのです。
実際、主要登場人物の江南は、コナン・ドイルから「ドイル」と言うニックネームで呼ばれていました。
それがもう読者に対する刷り込みになっているのが、どんでん返しの罠です。
なら、他のニックネームの持ち主も、推理作家にちなんだ苗字なんだろうと思い込んだ時点で負けなのです。
実際「苗字にちなんだニックネームがついている」などと文中には一切書かれていない訳で、にも関わらずそう読者が強烈に刷り込まれてしまう描写の巧みさは、犯人の名前とニックネームが明かされた時、「やられた!」と強く印象に残るでしょう。

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