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フーテンの寅子さんの「ロードムービーランキング」

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更新日: 2020/06/28

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ランキング結果

1バグダッド・カフェ

バグダッド・カフェ

引用元: Amazon

『バグダッド・カフェ』(原題:Out of Rosenheim、英題:Bagdad Café) は、 1987年制作の西ドイツ映画。 アメリカ合衆国ラスヴェガス近郊のモハーヴェ砂漠のうらぶれたカフェに集う人々と、そこに現れたドイツ人旅行者ヤスミン(ジャスミン)の交流を描く作品。

乾いた空気感と「コーリング・ユー」が胸をしめつける

アメリカを旅行したって決して行かないような、ラスベガスのはずれのロードサイド。訪れたこともないのに、胸をしめつけられるような郷愁を感じます。閉まっているはずの窓からは砂が入り込むようなモーテルには、決して人生で成功したといえないような人々がひっそり暮らしている。そんな場所で生まれた友情に最後は感動。前編を通じて流れる「コーリング・ユー」の曲がなかったら、この映画の良さはなかったといっても過言ではないと思う。ゼッタイに見るべき逸品。自分的にはナンバー1のロードムービー。

2真夜中のカーボーイ

真夜中のカーボーイ

引用元: Amazon

制作年1969年
上映時間113分
監督ジョン・シュレシンジャー
メインキャストジョン・ヴォイト(ジョー)、ダスティン・ホフマン(ラッツォ)、シルヴィア・マイルズ(キャス)、ジョン・マクギヴァー(オダニエル)、ブレンダ・ヴァッカロ(シャーリー)、バーナード・ヒューズ(タウニー)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

ラスト30分は泣きます。心に響きすぎて疲れていないときしか見ることができない

クラシック映画。「真夜中のカウボーイ」は文句なくいい!若いときには感動するのに、年齢がいってもう一度見たらダメだった、という本・映画があるが、これは違う。最近では去年見たけどやはり良かった。作り方自体はめちゃめちゃかっこいいから、今の人にもみてほしい。見るたびになぜか心に大きな爪痕を心残す、とても重い映画。ダスティン・ホフマンは若くても決して見た目はかっこよくないのに、なぜこんなに忘れがたいのだろう。マイアミに向かうバスに乗るあたりから、何回見ても泣きます。

3イージー★ライダー

イージー★ライダー

引用元: Amazon

制作年1969年
上映時間94分
監督デニス・ホッパー
メインキャストピーター・フォンダ(ワイアット/キャプテン・アメリカ)、デニス・ホッパー(ビリー)、ジャック・ニコルソン(ジョージ・ハンセン)、アントニオ・メンドーサ(ジーザス)、カレン・ブラック(カレン)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

すべてがかっこ良すぎ!特に楽曲。オートバイ乗って旅に出たくなる

これまでに何回も見ていて、その度にすごさを感じ続けている。映画を作ったスタッフ全員が、ほぼこのころ最高潮だったんじゃないかと思う。あとから顔ぶれを見たら、びっくりするような大御所ぞろい。イチバンの魅力は楽曲と映画全体の流れ。カメラワークは芸術そのもの。今みたいにデジタルじゃない時代にこれを作ったというところがびっくり。時折意味の分からないような映像が入り、急に消えるが、これは当時はやっていたドラッグをやっているときの記憶を再現しているのだとか。今見ると、時代がわからないと意味不明なところもあると思うが、その難解さがまたかっこよく見えると思うし、全然古く感じないだろう。

4パリ、テキサス

パリ、テキサス

引用元: Amazon

『パリ、テキサス』(英語: Paris,Texas, 「テキサス州パリス」の意)は、1984年製作、ヴィム・ヴェンダース監督の西ドイツ・フランス合作映画である。著名なロードムービーの一つ。

ヴィム・ヴェンダースとライ・クーダーだからすばらしくないわけがない

典型的なロードムービーの良さのすべてがつまっている。なぜ旅をするのか?何を探しているのか?そして目的地に着いたはずなのに、わかったことは、そこが自分の求めていたものが得られる場所ではなかったのかもしれない、という思い。探していた妻との再会の場である鏡の部屋。なぜこんなに家族を求めていて、再会できたのに、なぜ?という答えの出ないもどかしさが、この映画をいつまでも忘れられない原因かも。ライ・クーダーのギターのもの悲しさが心にひっかかります。

5テリー・ギリアムのドン・キホーテ

テリー・ギリアムのドン・キホーテ

引用元: Amazon

『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(英: The Man Who Killed Don Quixote)は、テリー・ギリアム監督による2018年のファンタジー・アドベンチャー・コメディ映画。原題は直訳すると「ドン・キホーテを殺した男」で、完成して正式な邦題が決まるまでは長らくこの名で呼ばれていた。脚本はギリアムとトニー・グリソーニが担当し、大筋をミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』に拠っている。この作品は映画史最大の開発地獄に陥った作品のひとつとして悪名高く、ギリアムは19年間の間に9回映画化に挑戦してその都度失敗した。この映画の日本語版公式サイトでは「映画史に刻まれる呪われた企画」と銘打たれている。

鬼才と言われる監督のこだわりは1回や2回見ただけでは全部はわからない

テリー・ギリアム監督が構想30年めにしてようやく日の目を見た映画、というだけで見なければ!という作品。もともとドン・キホーテという物語はロードストーリーだが、映画中の映画という設定から現実と虚構が徐々に混ざっていき、しかも時間軸をも旅するような展開に、初見はついていくだけで精一杯。ところどころ、映像美にノックアウトされるような場面も数多くあり、いろいろな部分から楽しめる映画ではありました。

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