1分でわかる「いくえみ綾」
中学生で漫画家デビューした「いくえみ綾」
いくえみ綾は、1964年生まれ、北海道出身の漫画家。デビュー作は、1979年に集英社の「別冊マーガレット」に掲載された『マギー』。一家心中で生き残った少女が登場するやや重めの作品で、いくえみ綾は当時中学3年生でした。その後もコンスタントに連載を手掛けますが、代表作といえるのが2004年にスタートした『潔く柔く』。女子高生を中心としたさまざまな人物の恋愛模様が展開されるオムニバス形式の作品で、2013年には岡田将生と長澤まさみのW主演で実写映画化もされています。禁断のW不倫を描いた『あなたのことはそれほど』も、2017年に波瑠や東出昌大らの出演でドラマ化されて話題となりました。ほかにも、北海道を舞台に高校生の恋愛模様を描く『プリンシパル』(2010年~)や、ファンであるミュージシャン奥田民生の楽曲をイメージして漫画に落とし込んだ『スカイウォーカー』(2006年)なども人気。魅力的な男性キャラクターが登場する作品をメインとしていますが、2019年4月現在では猫エッセイ漫画『そろえてちょうだい?』を連載中です。
関連するおすすめのランキング
最も面白い漫画は?
スマホで漫画を読むときにおすすめのアプリは?
ジャンル別漫画ランキングはこちら
圧巻です!
もう素晴らしいの一言です!深いっ!何度読んでも新しい発見があります。
最終的には、カンナと禄のストーリーになりますが、そこにたどり着くまでの、さまざまな時系列で描かれた色んな人のストーリーがそれぞれ深く、また面白くて。それが最後に全部繋がっていて、本当にいくえみ綾さんは天才だと思います。共感できる部分もたくさんあって、本当に読み応えのある傑作です!
ringoさん
1位(100点)の評価
むっちゃんで咽び泣く
モテる女子って尊い。学生時代はとにかくカンナになりたくて、「男って虫みたいだよ、いい人もいるけど変なのが多いよ」って書いた紙を天井に貼って眺めていました……。ぜんぶいい。ぜんぶいいんだけど本当にボロボロ号泣したのは、物語の架橋、むっちゃんのシーン。漫画であそこまで泣いたのは西山優里子先生の「Harlem Beat」以来。余韻を描くのがこの上なく上手い、いくえみ綾の真骨頂。
ピカチュさん
2位(94点)の評価
女子の生態を露にしている
女子の性格をあらわにしている衝撃的漫画という印象です。
モテない女子の腹黒さに、見てられないと思いましたが、段々と興味深く見るようになりました。
意外なのは、モテる女子が苦悩している描写です。どちらも苦悩しながら成長していく感じが良かったです。
ベーコンさん
2位(85点)の評価