たにりりさんの「セブンイレブンのおにぎりランキング」

一昔前は、おにぎりといえば家庭で作るものでした。それがコンビニで買うのが一般的になってきたのは、実はセブンイ-レブンの功績が大きいといわれています。1978年に発売された「手巻きおにぎり」の大ヒットです。ご飯と別に海苔を包む包装フィルムを使ったパリパリ海苔のおむすびは当時、大変画期的な商品でした。

以来、セブン-イレブンはおにぎりの包装材や製法、味で進化し続けています。
おにぎりの2018年度の販売数は22億7000万個！すごいですよね。全国の約80の工場で製造されているそうです。
日本全国で幅広い年代の人が食べることを考えて、順位を付けました。

具体的には、
①お米がおいしいか、②身体にやさしいか、③何度も食べたくなるか。

それに加えて、セブン-イレブンの場合は
④ほぼ全国販売になっているか、を基準にしています。

セブン-イレブンのおにぎりは地方色が豊か。
地域限定商品の中にもおいしいもの、面白いものもたくさんあるのですが、今回はなるべく全国どこでも買えるものを中心に考えました。
子どもからシニアまで、楽しく食べられるおむすびが増えるといいなと思っています。

以上、セブン-イレブンのおむすびランキングでした！
あなたの好みと同じだったら、とても嬉しいです。もし違っていたら、こういうおいしさの見方もあるのかと、次回買うときの参考になったら嬉しいです。

【総評】
セブン-イレブンの「手巻きおにぎり」は今年2020年2月に、全面リニューアルしました。

まずご飯。
14年ぶりに精米方法を一新し「低温精米」を採用して旨味をアップ。包装フィルムも5年ぶりに刷新。パリッとした海苔の食感と風味を、より長く保つことが可能になりました。

そして具。
定番の「紅しゃけ」「ツナマヨネーズ」「辛子明太子」「紀州南高梅」「北海道産昆布」は、中身もリニューアルしています。今回は「手巻きおにぎり」代表として、グレードアップした辛子明太子が「ランクインしました。もちろん、他の手巻きおにぎりも一層おいしくなりました。

特に「ツナマヨネーズ」。
ツナマヨといえばセブン、というくらい好きな人も多いのではないでしょうか。ツナマヨおにぎりの元祖はセブン-イレブンです。今回でのリニューアルでは、セブン専用の卵「ななたま」を使ったコクの深いマヨネーズを使用して、よりコクがある味わい深いツナマヨになっています。

セブン-イレブンのおにぎりの最大の特徴は、「楽しさ」かなと思います。
味のバラエティがとても豊かです。温めて食べることを前提にした商品、健康志向を前面に打ち出した商品など。
また今回は残念ながらランクインしませんでしたが、直巻きおむすびの「大きいおむすび」シリーズ。
実は男性のみならず、女性にも人気です。「普通のおむすび1個では物足りないけれど、2個は多い」という女性のハートをがっちりつかんでいます。

もうひとつ、セブン-イレブンのおむすびの特徴として、お惣菜やスープ、飲み物と組み合わせたときがおいしさが最大になるということ。
実際、おむすびは複数購入される他、お茶やお惣菜などといっしょに買う人が90％という分析もあります。

例えば、2位のルーロー飯おむすびは酸辣湯など辛いスープと、3位のお赤飯おむすびはから揚げや煮物などのお惣菜と、4位のオムライスおむすびはサラダと合わせて食べると、おいしさ倍増。
お腹も心も満足するごはんになるので、ぜひ試してみてください。