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1位風が強く吹いている(小説)
引用元: Amazon
『風が強く吹いている』(かぜがつよくふいている)は、三浦しをんによる、箱根駅伝を舞台にした日本の小説。2006年9月22日に新潮社より刊行。新潮文庫より文庫版も刊行されている。物語は二人の男子大学生を中心に展開される。
2位舟を編む(小説)
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『舟を編む』(ふねをあむ)は、三浦しをんによる日本の小説。女性ファッション雑誌『CLASSY.』に、2009年11月号から2011年7月号にかけて連載され、2011年9月16日に光文社より単行本が発売された。雑誌連載時の挿絵や単行本の装画、文庫のカバー装画は、雲田はるこが担当。2012年、本屋大賞を受賞。
まさに編む。
「舟を編む」というのは本当に良い表現だなと思います。
まだ全体像も見えないまま、地道に一つ一つを編んでいく。それが意味のある一つの形になってくるのはずっと先の話。
とても根気のいる作業で、小さなミスも許されない。なぜならそれは舟だから。
「編む」のは何も直接辞書を作る人だけでなく、それを売る人、支える人、すべてが関わることなのだと思わされます。
3位まほろ駅前多田便利軒(小説)
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『まほろ駅前多田便利軒』(まほろえきまえただべんりけん)は、三浦しをんによる日本の小説。第135回直木三十五賞受賞作品。文藝春秋より出版されている。また、それを原作とした漫画、映画、テレビドラマも作られている。
幅が広い。
この物語を知ったのは深夜にやっていたドラマ版のほうが先で、松田龍平と瑛太というサブカル好みな感じのキャストに、三浦しをん原作と知って驚いた記憶があります。
舞台も少しくたびれた感じの町で、外国人やヤクザの中で便利屋を営むというのは自分の中での三浦しをんのイメージとは少し違っていた。
しかし小説を読むとやはり三浦しをんの文章でぬくもりもある話。
人間を丹念に描くのが、この人の中心にあるのだなと思わされます。
人はなぜ駅伝に惹かれるのか。
自分はあまり駅伝というものに興味がない人間だったので、なぜあんなにも日本中の人々が熱狂するのかがよくわかりませんでした。
観るほうも、走るほうも。
しかしこれを読めば、そこに何があるのかは伝わってきます。
なぜ怪我を負ってまで出たいのか。なぜ走り終えた後に身動きできなくなるほど全力を出すのか。なぜ悔し涙を流すのか。