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社さんの「佐藤秀峰漫画ランキング」

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更新日: 2021/01/01

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ランキング結果

1ブラックジャックによろしく(漫画)

ブラックジャックによろしく(漫画)

引用元: Amazon

作者佐藤秀峰
ジャンル青年漫画
出版社講談社
連載モーニング(2002年2月号~2006年)
巻数全13巻

重い

ブラックジャックやゴッドハンド輝など、医療漫画が好きでいくつか読んできました。どれも命を扱うという点でずっしりとした読後感があるのが特徴なのですが、なかでも重たかったと感じた作品がこのブラックジャックによろしくです。医療における問題にリアルに切り込んでいっているので、まるで現実のような重厚感があります。
特に辛かったのはガン患者の女性の回ですね。旦那さんがいて子供もいて、主婦として家庭を支えていた女性でした。そんな女性にガンを告知する辛さもそうですし、余命を告げることしかできない辛さ。医療はその女性にどれほどのことをしてあげられるのか、そんなことを考えさせられます。主人公は研修医ということで普通の医者よりも絶対的に経験値が足りないわけですが、よしんば優れた医者であってもどうしようもないシチュエーションだったと思います。医者は神ではない、改めてそのことを強く感じます。女性が亡くなることはわかりきっていたことではありますが、家族が悲しんでいる姿を見るのは身につまされるような思いでした。

2特攻隊に捧ぐ(漫画)

特攻隊に捧ぐ(漫画)

引用元: Amazon

作者佐藤秀峰
ジャンル青年漫画
出版社芳文社
連載週刊漫画TIMES(2004年~2017年)
巻数全9巻

特攻とは

歴史上本当にあったこと。平和な現代日本ではとても考えつかないような、命をかけた出来事。戦争とは特攻とは。とても色々なことを考えさせられる内容の作品です。
人間魚雷回天についてうっすらとは知っていましたが、こんなにも恐ろしい兵器だったとは。自分自身が魚雷となって飛んでいき、命中するもしないにもかかわらず命を落としてしまいます。おそらく多くの読者が抱く、なぜそんなことをしなくてはならないのか?という疑問を、主人公の渡辺裕三もまた何度も何度も考えるわけです。
佐藤先生の描くキャラクターは本当に生きているような立体感があるので、彼らが苦しそうなら読んでいるこちらも苦しくなるし、彼らが悲しそうなら読んでいるこちらも悲しくなるといったように、現実の感情とリンクしてしまいます。

3海猿

海猿

引用元: Amazon

作者原案:佐藤秀峰 / 漫画:小森陽一
ジャンル青年漫画
出版社小学館
連載週刊ヤングサンデー(1998年12月~2001年6月)
巻数全12巻

大人気作品

ドラマ化、映画化もされた、佐藤先生最大の大ヒット作品といっても過言ではありません。
新人海上保安官の仙崎大輔の活躍を描いた作品です。仙崎の熱さが読んでるこちらにまで伝わってきます。仙崎は上官の命令を無視して突っ走ることもあるので、それはちょっとどうなの?と思うときもあれば、よしいけいけと応援したくなるときもある、気持ちのいいキャラクターです。仙崎以外にも魅力的なキャラクターがたくさん登場するので、とても面白いです。

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