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2位デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2
引用元: Amazon
『デッドコースター』(原題: Final Destination 2)は2003年にアメリカで公開されたホラー・サスペンス映画。 『ファイナル・デスティネーション』の続編。DVD化の際『デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2』というサブタイトルが付けられた。
多角的に楽しめる稀代のスップラッター映画
本作は『ファイナル・ディストネーション』シリーズの二作目にあたる作品で、前作に引き続き登場人物たちは“死の運命”から逃れるために“死力”を尽くすことになる。
この作品の魅力はグロやホラー的要素の他に《人間VS死神》という構図にある。というより――本作、この要素がとても面白い。死神は超常現象を用いて、主人公たちに予期することは不可能とも思える“アクロバティックな死”を次々と与えるわけだが、殺される順番などにはある程度の一環性があり、主人公たちはその“死神のルール”を解き明かすために思考を繰り返すのだ。
この推理パートはスップラッター映画という比較的ニッチなジャンルの本作を見事に万人受けする“エンタメ作品”に化けさせている。“面白い”スップラッター映画が見たいなら、この作品はとてもおススメだ。
3位サプライズ(2011年)
引用元: Amazon
制作年 | 2011年 |
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上映時間 | 94分 |
監督 | アダム・ウィンガード |
メインキャスト | ロブ・モラン(ポール)、バーバラ・クランプトン(オーブリー)、ジョー・スワンバーグ(ドレイク)、エイミー・サイメッツ(エイミー)、A・J・ボーウェン(クリスピアン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
名に偽りなしのサプライズ満載の映画
本作はとにかく登場人物が死んでいく。ただ、その死に様は“グロい”というより“痛い”という感じだ。
あらすじとしては、恋人の両親が結婚35周年ということでお祝いパーティに向かう主人公であったが、そのパーティ会場となる別荘が謎のアニマルマスクを被った集団に襲われ大混乱。始めに述べたように次々と登場人物は犯人グループに襲われて亡くなってしまう。
しかし、この映画のタイトル(邦題ではあるが)は“サプライズ”。期待を裏切らない超展開が待っていた。ネタバレになるので多くは語れないが、端的に感想だけを述べると『こんなスプラッター映画見たことねーよ』といった具合だ。なので、一味変わったスプラッター映画がご所望なら、私はこの映画をオススメしたい。
5位グリーン・インフェルノ
引用元: Amazon
制作年 | 2013年 |
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上映時間 | 100分 |
監督 | イーライ・ロス |
メインキャスト | ロレンツァ・イッツォ(ジャスティン)、アリエル・レビ(アレハンドロ)、カービー・ブリス・ブラントン(エイミー)、マグダ・アパノヴィッチ(サマンサ)、ダリル・サバラ(ラース)、スカイ・フェレイラ(ケイシー)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | http://green-inferno.jp/ |
美味しい肉はどう調理しても美味しいように、名作のリメイクはどう撮っても名作になる
本作は言わずと知れた名作『悪魔のいけにえ』のリメイク作。そのため概要は割愛するが、レザーフェイスはやはり怖いっ。『ブルゥ……ブルゥン!!』と、唸りを上げる凶器を手に主人公たちを次々と屠るレザーフェイス。かの有名な怪人が登場人物の肉を次々とチェーンソーで切り刻むシーンは当然グロく、人によっては直視するのも厳しいだろう。
だが、この映画の特異性はそのようなグロテスクなシーンで、“恐怖心”と共に得も言えぬ“興奮”を覚えることにある。血飛沫とチェーンソーの駆動音が齎す謎の高揚感は、残虐なレザーフェイスというキャラクターが『何故これほどまでに人々に愛されているか』という疑問への回答であるように思う。もしスリルを求めるなら、きっと本作はその欲求を充分に満たしてくれるだろう。