1分でわかる「住野よる」
“キミスイ”で華々しいデビューを飾った「住野よる」
一躍大ブレイクを飾ったデビュー以降、数々の人気作品を生み出している「住野よる」。ペンネームや作品の雰囲気から、女性作家だと思われることも少なくないようですが、大阪府在住の男性作家です。彼は、高校時代から執筆活動をはじめ、大学生のとき小説家への夢を抱くようになりました。2014年に『君の膵臓を食べたい』を小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿したところ、作家の「井藤きく」の目に留まり、双葉社にて書籍化。小説家としてデビューを果たしました。その後、『また、同じ夢を見ていた』(2016)や『かくしごと』(2017)、『青くて痛くて脆い』(2018)など、多数の作品を生み出しています。
一躍大ブームを巻き起こした『君の膵臓を食べたい』
住野よるの代表作といえば『君の膵臓を食べたい』。2015年に出版されると一瞬にして話題を集め、「2016年本屋大賞」や「2016年年間ベストセラー(総合)」などに受賞し、高く評価されています。2018年3月時点で累計書籍発行部数が260万部を突破し、ベストセラー小説となりました。また、2017年に実写映画化、2018年にはアニメ映画化され、まだまだ勢いは止まらないようです!
感動する
かなりベタですが、 君の膵臓をたべたい です。
この作品は、もちろん、みなさんご存知の通り映画化、アニメ化、両者とも非常に良い作品でした。
愛情 というものの繊細さ。そして、自分の内側へ自問自答を繰り返してしまう主人公と、病に負けず明るく上を向くヒロインの切なく、美しい愛情の物語です。
のだっちさん
1位(100点)の評価
映画化されたが、本を読むべし
本だからこその良さがとても詰まった一冊です。
主人公は最後まで“君”としか呼ばれていないことの理由に鳥肌がたちました。とても衝撃的でした。
理由に沿って本でも最後まで伏せられたままだったのです。映画も見たいのですが、映画ではやはりしっかり名前が出ていました。
この衝撃を味わえるのは本だからこそです。
ありんこさん
2位(85点)の評価
涙なしでは読めない青春小説
住野よる先生のデビュー作でありながら、強烈なタイトルと感動する内容で話題になった作品。実写化、アニメ化もされた、今や有名な作品。内容は、男女の関係についてだが、恋愛でもなく友達という言葉では言い表せない曖昧な関係を、このタイトルで表している。読了後にそのタイトルの意味と結末を知ったとき、感動で涙か溢れる。私もぼろぼろ泣いた。
翠月さん
1位(100点)の評価