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ランキング結果
1位ぼくらは夜にしか会わなかった
引用元: Amazon
天文台の赤道儀室で「幽霊」を見たと言う早川美沙子と、ぼくら級友は夜の雑木林へ出かけた。だが「幽霊」は現れなかった。彼女は目立ちたがり屋の嘘つきだと言われ、学校で浮いてしまう。怯えながらぎこちなく微笑む彼女に、心の底から笑ってほしくてぼくはある嘘をついた―。(表題作)そっとあなたの居場所を照らしてくれる、輝く星のように優しい純愛小説集。
3位そのときは彼によろしく(小説)
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『そのときは彼によろしく』(そのときはかれによろしく)は、市川拓司による恋愛小説。2004年10月7日、小学館から刊行された(ISBN 4093861382、定価1,575円)。
4位私小説(市川拓司)
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「ぼくは選択的発達者だ。ある集団に属する人間たちの能力や人格を平均化したとき、そこから大きく外れている項目がいくつもあるのが選択的発達者。おおむねどの項目も平均からさほど離れていないひとたちは平均的発達者。」 愛妻家で発達障害を抱えた恋愛小説家の、日々追想発作に苛まれるスリリングで感傷的な日常を描く。
選択的発達者のスリリングで感傷的な日常
まず、目次の多さに驚きです。
そして、発達障害があっても、自分の得意分野の世界で生きて活躍しているということが、同じ障害を持つ人の励みにも目標にもなると思います。数々の生きづらさを乗り越え、あるいはそれに寄り添いながら進む作者。敏感で繊細だからこそ生まれる物語を期待しています。
5位吸涙鬼 Lovers of Tears
引用元: Amazon
愛は死をのりこえる。悲しみの涙を流す少女、彼はその生を願い、そっと瞳に唇を寄せる…。市川拓司、五年ぶりの長編小説。限りなく美しい筆致の純愛ファンタジー。
主人公は涙を吸って生きる吸涙鬼。
この国に対する強烈な違和感。自分はなぜこうまで人と違うのか?その虚構的解釈としての物語だと作者は言っています。愛は肯定、認め、受け入れてあげることだと思い知らされました。
装丁がまたお洒落。
純愛小説集
目立ちたがり屋の嘘つきといわれた彼女に、心の底から笑ってほしくてある嘘をついた僕。これを聞いただけでも、胸がキュンとします。